きっかけは、毎日の暮らしに必須な電気を安定供給するという使命感、特に出身県を含む地方で暮らす人々の生活を支えたいという思いからです。また、電力自由化など競争環境が変化するこの業界ならではの、新しいことへの挑戦の機会があるのではと思ったことも理由の一つです。大変な時代だからこそ、同じだけ可能性がある。そう考えて当社を志望しました。
現在担当している業務は2つあります。1つ目は燃料受払です。発電所での燃料在庫を適正なレベルに保つため各種燃料の消費計画を作成するなど、安定的に電力を供給するための重要な業務です。また、より経済的に発電所が運営できるよう、発電所別の発電単価の想定価格を作成することも主な業務の一つです。2つ目は燃料デリバティブです。これは、燃料費の変動リスクをヘッジする目的で燃料調達に係る為替レート等の固定化を実施する業務です。
燃料受払とデリバティブの仕事は、一見すると大きく異なりますが、実際は情報収集が欠かせない点や、同じ燃料を扱うという点では共通する部分もあり、少しずつ積み重ねた知識を両方の業務で生かせる点が面白いですし、日々やりがいを感じます。まだまだ学ぶことも多いので、いろいろなことを吸収している最中です。
● | 9:00 | 出社。グループミーティング |
---|---|---|
一日の予定や締切、連絡事項などを共有します。 | ||
10:00 | 情報収集・会議準備 | |
11:00 | 会議 電力需給や燃料在庫に関する会議に毎週出席します。 |
|
12:00 | 出張へ出発 | |
15:00 | 秋田港での燃料受入視察 | |
● | 20:00 | 帰宅 |
冬の電力需給ひっ迫や、福島県沖地震による発電所の停止を経験したことです。いずれも予断を許さない状況下で、燃料調達に万全を期すために社内関係個所や取引先との間で緊密な連係を取り、迅速かつタイムリーな燃料油確保に努めたことは非常に印象に残っています。私のグループが調達する燃料油は需給がひっ迫する際に主に必要となることもあり、緊張感や使命感はとりわけ大きかったです。この経験を通じて電力の安定供給の重要性を再認識しました。
想像以上に明るくて、楽しい職場です。年の近い女性社員もいるので仕事だけでなくプライベートのことも相談しやすく、助かっています。また、ライフ・ワーク・バランスの観点でもメリハリをもって仕事に取り組む人が多い印象です。私の部門では「ノー時間外業務デー」を個別で設けているほか、業務量の偏りがないようにそれぞれが抱える仕事についてしっかり情報共有を行っています。休暇も取りやすい雰囲気なので、安心してください。
自分の意見を発言したり、質問を投げかけたりできるようになりました。入社したばかりの頃は、燃料などについて分からないことだらけでつい受け身になりがちでしたが、最近では自分なりに考え、ミーティングなどの場でも意見を出せるようになってきたと思います。また、副担当として先輩に付いて仕事をしていた状態から、徐々に主担当としての仕事を任せていただけるようになったことで、より主体的に、積極的に行動できるようになりました。
今は、社会の変化がとても激しい時代です。電力会社を取り巻く環境も、電力自由化をきっかけに大きく変化し、競争環境が激化しています。そこで当社としてどんな挑戦ができるのか、新しいニーズへの対応などについて今後さらに検討していきたいです。新しい社会に先駆けて、部門を越えてさまざまなことを発信していけるようになりたいと思います。
外国の文化が好きなので、洋画や洋楽・洋書などに触れる時間が楽しみの一つです。海外旅行が大好きで、次に行くとしたらこれまであまり訪れたことのなかったアジア方面やいつかはアフリカ大陸に行ってみたいと考えています。また、料理をすることも好きなので、異国の料理を作って手軽に海外旅行気分を味わっています。