就活を始めるにあたり、地元で働きたいという思いがありました。就職先の選択肢が多い首都圏へ就職を決めた友人たちも数多くいましたが、私は人口減少などの構造的問題がある中、東北・新潟をよりよい場所にしたいという思いがあり、それを叶えられる企業で働きたいと考えました。当社を志望した大きな理由は、東北・新潟の価値向上に挑戦・実現できる企業だと感じたからです。また、就活中に企業説明会で様々な企業の人事部の方々と接する機会があったことや、塾講師のアルバイトをしていた経験などから、「人」と向き合い、育成する人事の仕事に関心がありました。
入社後は、営業部門や用地部門に配属となり、そこでさまざまな経験をさせていただきました。しかし、入社前から人財部門の業務に興味があり、新たな挑戦をしてみたいという思いから、自ら希望し、現在の部署に異動しました。今は人財戦略というセクションで、全社大の人材育成に従事しています。具体的には、階層別、選抜型研修の企画・運営や、人材育成制度の検討などです。部門を問わず若手社員からベテラン社員まで、幅広い社員と関わることができるので、他の部門にはない面白さがあると思います。私たちが実施した研修によって、会社、ひいては東北・新潟の発展に寄与する人材育成に携われていることにやりがいを感じます。また、「この研修いいね、自分も受けてみたい」という声を社内からもらったときは、とてもうれしく思います。
● | 8:00 | 出社、メールチェック |
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8:30 | 研修準備 会場設営や通信状況のチェックをします。 |
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9:00 | 研修運営 司会を務め、トラブルシューティングをします。 |
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12:00 | 昼⾷ お気に入りの定食でリフレッシュします。 |
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13:00 | 研修運営 | |
16:00 | 研修後の振り返り 翌日以降に向けて反省会を実施し、改善点は即生かすよう共有します。 |
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17:00 | 他研修の企画・準備 | |
● | 19:00 | 退社 |
週末のサッカーのダイジェストや解説番組を見て過ごします。 |
コロナ禍において、大人数で集まって研修を行うことが難しい中、Web会議ツールを用いて研修を実施したことが印象に残っています。当社で最も大規模な研修は新入社員研修ですが、300名近くの社員とオンラインでつなげて研修を行うという取り組みは、なかなか経験できることではありません。運営側も受講者も初めての形態なので、よりよい方法を探りながらの実施でしたが、収穫が非常に多かったです。1ヶ所に集まらなくても研修を行えるということは、研修場所まで移動するコストや職場への負担を軽減することができます。一方で、対面でのコミュニケーションはやはり重要であり、オンライン研修だけではまかなえない部分があることも分かりました。今後は、対面とオンラインをハイブリッド的に使い分けることで研修の効果を高めたいと考えています。
とにかく社員一人ひとりの責任感が強いことが当社の強みであり、大きな魅力だと思います。これまでいくつかの部門で業務にあたってきましたが、どの部門でも、インフラを守る人間としてのDNAが流れていると感じます。特に災害が起きたときの団結力、使命感の強さは他企業とは一線を画すものがあります。それは、数々の自然災害に対応してきた先輩方が、課題解決のノウハウだけでなく地域への思いを私たち若手にしっかりと受け継いでくださっているからだと思います。
私たちが何かの研修を企画・運営するとき、当然ですが自分たちだけの力では実現せず、講師と受講者がいなければ研修は成り立ちません。ですから、業務においてコミュニケーション力はとても重要です。社内外の方に講師を依頼する際も、研修の意図をしっかりと伝え、その思いが確実に受講者に伝わるような研修内容を組み立てる必要があります。私はこれまでさまざまな部門を経験してきましたが、そこで培ったコミュニケーション力が今に役立っていると感じます。有意義な研修を実現するために、関係各所とリレーションを構築して、信頼関係のもとで仕事を進めていくことを心掛けています。
企業グループ全体の人材育成体系の再構築に挑戦していきたいです。会社が掲げる中長期ビジョン実現のために、一人ひとりが自律的に能力伸長に取り組んでいく必要があり、また、グループを挙げた人材育成が必要になると考えます。今は社内研修の企画・運営が主な業務ですが、ゆくゆくは人事の戦略策定や、採用業務などにも挑戦してみたいと思います。
愛してやまない地元クラブ「モンテディオ山形」の応援をすることが一番の楽しみです。サッカー観戦は学生時代からずっと好きで、地元チーム以外の試合もいろいろ見ます。アウェイ遠征ができないときは、画面の前から応援しています。