電源立地部門は、電源開発の初期段階から地域の皆さまの理解を得ながら立地を進める役割とともに、発電設備に関する諸権利の確保・保全、土地の維持管理といった用地業務も担っています。大規模な発電所の場合には、計画から運転開始までに長期間を要しますが、業務を円滑に進めるため、地域の皆さまとの地道な折衝や交流を通じて、発電所に対する理解促進を図っています。
具体的な仕事の内容は、立地地点の調査、用地および諸権利の取得・補償、各種許認可手続きならびに発電所運転開始後の諸権利の保全、土地の管理などです。また、発電所の運営にあたって、地元地区における訪問活動や行事への積極的な参加などを通じて地域の皆さまとの信頼関係の維持・強化に努めています。
電源立地部門として、電気事業での役目を終え、利用しなくなった土地の活用についても注力しています。これまでは駐車場としての利用などが主でしたが、例えば商業施設を誘致することによって、そこに利用価値が生まれ、地域へ還元することができます。会社と地域にとって魅力のある運用ができるよう、日々検討を重ねています。
「地域社会との共栄」という視点で働く
当社に就職を決めた理由は、自分が生まれ育ってきた東北地方の発展のために貢献できる仕事がしたいと考えたからです。就職活動をしていく中で、「地域社会との共栄」という経営理念に共感し、当社を第一志望としました。入社後も、日々の業務を通じて、「地域社会との共栄」という視点を常に意識しています。地域にとっても会社にとっても価値を生み出す仕事をしていくことが、私の目標であり、モットーでもあります。 |
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キャリアサマリー
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社有土地の価値ある管理・運用を検討
私の主な業務は、電気事業での役目を終え、利用しなくなった土地の管理・運用業務です。そのような土地は何も運用をしなければ管理コストが発生するだけですが、例えばスーパーマーケットなどの用地として運用することができれば、地域にとって社会的インフラの役割も担うと同時に、収益を生むことができます。こうした不動産の管理・運用業務をするうえで専門的な知識が必要となるため、国家資格である宅地建物取引士の資格を取得するのですが、日々の法改正などに注意を向け、知識をブラッシュアップするよう心がけています。 |
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商業施設用地としての運用に挑戦
私が不動産の管理・運用業務に従事するまでは、電気事業での役目を終え、利用しなくなった土地は駐車場用地として運用することがほとんどでしたが、スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどの商業施設用地としての運用に挑戦し、新たに3地点で運用を開始することができました。最初の1地点目の検討をする際には、参考となる事例が社内に乏しかったので手探りで進める必要があり苦労しましたが、その手順を整理することで、2地点目以降は円滑に検討を進めることができるようになりました。前例のない仕事であっても、疑問に感じた点は関係者間で議論を尽くし、小さな課題を一つひとつ解消していくことで達成することができるということを学びました。 |
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自分の思いを叶えられる企業選びを
自分が仕事を通して社会に何をしたいか、という思いを大切に就職活動に取り組んでいただければと思います。私は入社前、自分が将来不動産の管理・運用業務に従事するとは全く想像できませんでしたが、東北の発展に貢献したいという自分の思いと「地域社会との共栄」という会社の経営理念が一致しているので、日々やりがいを感じ仕事に取り組めています。 |