水力部門

#技術 
国内最多の発電所数を誇る水力発電で、脱炭素社会に貢献
水力部門は、東北・新潟地域の豊かな自然環境を活かし、CO2排出量が少なく、再生可能な純国産エネルギーの水力発電に取り組んでおり、全203箇所の水力発電所を管理しています。これは全国の発電事業者の中でも、最多の水力発電所保有数です。これらすべての水力発電所は無人であり、福島県会津若松市内にある水力運用センターで遠隔監視制御を行っています。各県には水力発電所の保守管理を担う発電技術センターがあり、有事の際は現地の水力発電所に赴き、故障復旧発生時の対応や機器の健全性の確認を行っています。
再エネとして注目される水力ポテンシャルを最大限に

カーボンニュートラル社会の実現が謳われていることもあり、再生可能エネルギーへのニーズが高まっています。その一つとして注目される水力発電のポテンシャルを最大限に引き出すために、水力部門では新規電源の開発、および既存水力発電所のリパワリング(改修)による設備の更新、維持・運用の省力化、発電電力量の拡大に向けて取り組んでいます。

DXや働き方改革の推進に向けた
スマート化にも注力

安全確保を最優先にした再生可能エネルギーの維持・拡大によるカーボンニュートラル社会の発展に貢献し、利益を拡大することも当部門の大きな目標です。そのため水力運用センターでは、需給調整市場への的確な電源供出による収益確保を図っています。また、DX・働き方改革の推進に向け、所内でもR P Aの活用や管理業務のデータ化を進めており、運転日誌の保存に関する業務フローの効率化などを図っています。

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