電源立地部門

#東北電力 #事務
電力設備の円滑な立地と運営を支える
電源立地部門は、電源開発の初期段階から地域の皆さまの理解を得ながら立地を進める役割とともに、発電設備に関する諸権利の確保・保全、土地の維持管理といった用地業務も担っています。大規模な発電所の場合には、計画から運転開始までに長期間を要しますが、業務を円滑に進めるため、地域の皆さまとの地道な折衝や交流を通じて、発電所に対する理解促進を図っています。
地域に寄り添い、信頼される
「電力さん」へ。
鈴木 拓人
Takuto Suzuki
東北電力株式会社
電源立地部門
電源立地部(企画管理)主査
事業構想学部 事業計画学科卒
2006年入社
※掲載の仕事内容、役職、所属は取材当時のものです。部門名は取材当時のものと異なる場合があります。
生まれ育った東北に貢献したいという思いで入社を希望しました。入社当時に志望したのはエネルギーパートナー(大口営業)です。電力のプロとして、お客さまの話を聞きながら課題や要望を聞き出し、ニーズに応える業務は、電力マンとして多くの成長の機会に恵まれるのではと考えました。実際に入社以降、営業で培った渉外経験を活かしながら、生まれ育った地域を含め、電源立地地域へもっと貢献したいという思いが強まり、電源立地部門への配属を希望し、現在に至ります。

Career Summary

2006年4月 (1〜3年目) 福島営業所 お客さまセンター 料金課
2009年7月
(3〜5年目)
いわき営業所 料金課
2011年7月
(5〜8年目)
福島支店 お客さま本部 大口営業グループ
2014年7月
(8〜11年目)
本店 お客さま本部 お客さま提案部 法人営業グループ
2018年7月
(11〜13年目)
本店 電源立地部 原子力立地グループ
2020年10月
(13〜16年目)
電気事業連合会 立地環境部
2023年7月
(16年目〜現在)
本店 電源立地部 企画管理グループ

地域の理解と協力を得るための
広報活動を行う

電源立地部門は「地域とつながるしごと」です。電力会社にとって、原子力発電所や火力発電所、原子燃料サイクル施設等の立地地域のみなさまと良好な関係を築き上げることは最優先課題の一つです。発電所を新たに立地するとなれば、広大な土地取得が必要となるだけでなく、発電所の運転開始後も地域のみなさまのご理解が必要になります。こうしたことから、電源立地部門の社員は地域に飛び込んで、日々地域のみなさまと交流しながらさまざまな理解活動や広報活動を行っています。その中でも私が担当しているのは、部門業務の中期計画や関連予算原案の策定など、現地で活動する社員のバックアップです。また、原子力防災に係る住民避難支援の対応力強化のための原子力防災訓練なども、中心となって進めています。

地域と会社の「つなぎ役」を
目指して

私は、入社後に参加した若手有志の勉強会で、当社の電源立地の歴史を学び、この仕事に興味を持ちました。それは私自身、女川原子力発電所のある女川・石巻地域の出身であり、幼い頃から原子力発電所の立地地域に暮らす方々の思いを肌感覚で感じてきたからでもあります。原子力については今でもさまざまな意見があります。それでも自分がつなぎ役となることで「この町に発電所があってよかった」という思いを持ってくれる人がいるなら、こんなにうれしいことはありません。私自身、現在は机上の業務がメインですが、いつかは現地に行って役に立ちたいという思いで知識を吸収している真っ最中。業務はもちろんプライベートでも、地元のお祭りに参加したり、サッカーチームの応援に行くことなどを通じ、地域のみなさまと交流を深めています。個人として信頼してもらうことが結果的に企業の信頼にもつながると感じています。

off time

休日は子どものサッカーの試合観戦や送迎が中心です。時には県外の大会に参加することもあるため、その際は旅行も兼ねて家族で出かけています。また、地元女川の社会人サッカーチーム「コバルト―レ女川」観戦にもよく出かけていて、バス観戦ツアーの企画にも家族で参加しました。

message

多様な仕事が有機的に結びついた事業体
電力会社は「仕事のデパート」と言われることがあります。電気を作る発電部門、燃料を輸入する部門、送電や配電、販売、土木建築などさまざまな部署が連携し、事業が成り立っています。電力会社と聞いてイメージできる業務が少ない方もいるかもしれませんが、入社後に経験できる業務は多種多様で、それが一番の魅力だと思います。東北に、そしてエネルギー業界に貢献したいという強い気持ちがあれば、それを叶えられる会社であると思います。ぜひ私たちと一緒に東北のエネルギーインフラを支えていきましょう。
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