燃料部門

#東北電力 #事務
発電用燃料の安定的・経済的・弾力的な調達を実現するために
電力の安定供給という当社グループのミッションを大前提に、全社最適の実現に向けて、石炭やL N G、燃料油、木質バイオマス、原子燃料といった発電用燃料の安定的・経済的・弾力的な調達に取り組んでいます。具体的には、発電用燃料のサプライチェーンに係る業務(調達先の検討・契約手続き・輸送・ターミナルへの受入・貯蔵・支払など)、燃料調達ポートフォリオの最適化を通した当社競争力の強化、燃料費に係る予算収支業務、会計処理、カーボンニュートラルの潮流激化を見据えた、新燃料のサプライチェーン構築に係る検討を行っています。
異なる人生を送る、
多様な人の生活に
寄り添いたい。
鈴木 千尋
Chihiro Suzuki
東北電力株式会社
燃料部門
燃料部(燃料購買)
国際教養学部卒
2020年入社
※掲載の仕事内容、役職、所属は取材当時のものです。部門名は取材当時のものと異なる場合があります。

入社理由

アメリカへの留学も経験し、多文化に触れた大学生活の中で、誰一人として同じ価値観やライフスタイルを持たないと感じ、将来はある特定の人のためではなく、異なる人生を送る多様な人の生活に寄り添いたいと考えるようになりました。電気は人の立場、文化背景に関係なく誰にとっても必要不可欠であり、すべての人の生活を支えているため、当社に入社し、あらゆる人の快適な生活を安定して支えたいと考えました。

現在の仕事とやりがい

石炭を中心に調達する燃料購買グループに所属し、現在は、調達した石炭に関する支払や月次決算業務、内部統制対応、米国・カナダ産石炭の契約業務を担当しています。特に支払業務は当社の燃料調達の規模感や全体感も知ることができるので非常に面白い業務だと考えています。現段階では電気の供給には燃料調達が不可欠なので、燃料部の仕事を通じインフラ維持に貢献できることや、英文契約書に触れたり、海外売主と英語でやりとりをしたりすることも大学での経験が活かせるため、やりがいとなっています。入社からまだ数年ですが、需給ひっ迫や戦争起因の燃料高騰を経験し、世界的な出来事が自社の燃料調達に直結していることを感じています。

印象的なエピソード

世界的な燃料不足の中、担当していた長期契約の海外売主が供給不可能な状況に陥ったことがありました。契約書を読み込み、弁護士にも解釈を相談し対応を検討したり、情報収集や売主とのコミュニケーションを行ったり、手を尽くしました。燃料調達業務の根本には契約があります。適切に契約を履行し安定調達を維持できるよう、契約根拠をしっかりと調べて細部にも気を配るようになりました。また、上越火力発電所向け燃料の契約業務に携わったときは、不測の事態もありましたが、技術部門とも連携しながら契約箇所の目線で対応し、無事に営業運転が始まった時に安心したことも、忘れられないエピソードの一つです。

東北電力はこんな会社

まず思うことが、社員同士が助け合う社風であることです。どの先輩も、部署関係なく、相談したときに親身になってアドバイスをくれます。また会社には、ライフスタイルに合わせて働けるようさまざまな制度があります。在宅勤務も奨励されており、休暇も取得しやすい社員想いの環境です。燃料部に関しては、就職活動中に燃料部社員と話した際は、部に対しダイナミックなイメージを持ちました。実際に大規模な金額を扱うものの、だからこそ小数点以下まで確実に確認する緻密な業務が多く、細かい気配りが必要であるのが実感です。

off time

同期や友人などと食事に出かけることが多く、海鮮が好きなので海沿いの地域に海鮮丼を食べに行くこともあります。趣味は英語学習で、現在は会社による助成制度も活用し、オンライン英会話にはまっています。

1day schedule

08:40
出社、メールチェック、情報収集


10:00
支払関連の打ち合わせ(部内・経理など)
11:00
支払関連業務
12:00
昼食休憩
13:00
協議中の契約ドラフトの確認、資料作成等



15:30
売主との面談


17:00
支払関連業務
18:00
退社

grouth&feature

成長できたと思うこと
世界的な燃料価格の高騰の中での業務や、不測の事態への対応を経験し、「難しそう」「自分にはできない」と思うことも、できるところから着手し、周囲を巻き込みながら体当たりすれば乗り越えていけると学びました。最初は複雑なことに直面すると考え込み動けなくなることもありましたが、前に進むために行動していくようになりました。
今後の目標
現在は、石炭に関する知識をさらに得られるよう、さまざまな情報に目を通すようにしています。また、燃料種別ごとに商慣習が異なるため、契約を締結する際には細かい条項まで確認し、違和感があれば調べ、疑問に向き合うことを心がけています。脱炭素の流れの中で、化石燃料を取り巻く環境も変わっていくと思われますが、保守的になるのではなく、変化を受け入れ積極的に対応していけるような、柔軟な姿勢を持っていたいと思っています。今後は目の前の担当業務だけでなく、会社としての広い視野を持ち、その中での自分の役割を認識したうえで業務に携わることができるようになっていきたいです。

message

やりたいことがどんどん実現できる
当社は社員を大事にする会社で、プライベートも充実させやすいと感じています。ライフスタイルに合わせた働き方が可能で、産休や育休も取りやすく、育休後に復帰して活躍している先輩もたくさんいます。社内には、さまざまな部門があるので、きっと経験を活かせる分野があるはずです。最近、業務上のチャレンジを歓迎するムードが増しているので、ぜひ一緒に働き、やりたいことをどんどん実現させてください。
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