当社グループの収益基盤を強化し、経営戦略の実現を支える
経理部門の役割は、東北電力グループの経営成績や財務状態を明らかにし、関係法令に準拠した適切な情報開示を行うこと、経営目標達成のために各部門の業務が効率的に行われるよう予算を運用統制すること、事業資金を安定的かつ効率的に調達することなどです。
※掲載の仕事内容、役職、所属は取材当時のものです。部門名は取材当時のものと異なる場合があります。
入社理由
小学生のときに起きた東日本大震災の停電をきっかけにインフラの大切さを痛感し、インフラを維持することで東北に貢献したいと思い、電力業界に興味を持ちました。そこで東北の発展を願う当社の経営理念に魅力を感じ、当社を志望しました。また、事業環境が大きく変化している電力業界で新しい事業を展開し挑み続ける当社のビジョンから、さまざまな事業に携わる機会があり、若手が成長できる環境だったことも決め手でした。
現在の仕事とやりがい
出納業務では、日々の取引で発生する入出金を記録し、記帳上の数字と会計値が合致しているか確認しています。また、残高不足で支払いができないという事態にならないよう口座の残高を確認し、口座間の資金移動も行っています。社外への支払いが滞ってしまうと、当社の社会的信用の失墜につながりかねないため、安定的に資金を調達し、支払いを円滑に行うことを心がけています。仕事のやりがいは、経営に近いところで業務ができるという点です。全社的な目線で現金・預金の流れを把握することで、当社の経営状況や動きを読み取ることができるという点は当部門ならではの面白さで、財務の業務は経営判断において重要な役割を果たしていると感じています。また、経理センターに所属していた際には毎四半期に決算作業をしており、社外に決算資料が公表されたときには大きな達成感があり、経理部の一員として当社を支えているのだと実感できました。
印象的なエピソード
入社1年目で行った、当社附帯事業における決算処理方法の効率化が印象に残っています。1年目ということもあり、資料の作成方法や分析方法がわからない中、当時の所属長や先輩方にご指導いただきながら、効率化を進めることができました。右往左往しながらもやり遂げたこの経験は、現在の業務で検討が必要になったときに活かされています。当時、指導してくださった方々にはとても感謝しており、いつか私も経験が浅い人に丁寧に指導できるように成長したいと思っています。
東北電力はこんな会社
入社前は当社に対して堅いイメージを抱いていましたが、入社してみると皆さんとても優しく、話し好きな方が多い和気あいあいとした雰囲気でした。わからないことがあれば親身になって話を聞いてくださる先輩方ばかりで、困ったときにはアドバイスをいただいています。お手本になるような知識豊富な先輩方ばかりなので、自分も後輩の手本となれるよう日々勉強の毎日です。
休日はカフェ巡りやピラティスに行って体を動かし、リフレッシュしています。また、旅行に行くことも好きなので、次の旅行先を考えたり、プランを練ったりすることもよくあります。
09:00
口座残高のチェック
通帳やインターネット上で残高を確認し、
必要に応じて資金移動を行います。
成長できたと思うこと
イレギュラーな問題が発生した際に、対応方法を自ら考え解決できるようになりました。入社当初は自分が思う対応方法が合っているのかわからない不安から、なかなか一人で判断することができませんでした。しかし、「どうすればお客さまに迷惑がかからないか」「この対応をすることで、ほかの出納業務にどんな影響を与えるのか」と目の前の問題解決だけでなく、その先にある出納業務への影響まで考えられるようになりました。一方で、一人で解決できない問題に直面することもあります。その場合には問題を人任せにするのではなく、自身の考えとわからない部分を明確にした上で、グループの方々や所属長に意見をいただき、解決の糸口を見つけるよう努めています。
今後の目標
経理部で経験を重ね、先輩方に負けないくらいの知識を身に付けることが目標です。既存事業の強化や新たな事業の拡大のため、安定的な資金調達を行い、当社の大きな課題の一つである「財務基盤の早期回復」に寄与できるよう取り組んでいきたいと考えています。また、いずれは東北・新潟のお客さまと直接関われる部門も経験してみたいです。
専門知識がある人もない人も
安心して働ける
就職活動では「将来どんなことをしたいのか」「就職先を決める上での譲れないことはなにか」といった自らの考えの軸を持ち、自分自身と向き合うことが大事だと思います。さまざまな業種のインターンシップに積極的に参加し、「社会人としての自分」のイメージを膨らませることもおすすめです。当部門のことでいえば「経理は簿記知識が必須」と思う方もいるかもしれませんが、当社の経理部は初めて簿記に触れる人も多いため、誰でも安心して働くことができます。経理に興味のある方、学生時代に学んだ簿記の知識を活かしたい方、ぜひ一緒に働きましょう!
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