あらゆるお客さまと当社の架け橋として
ネットワークサービス部門は、東北・新潟における当社の送配電ネットワークを利用されるお客さま・小売電気事業者・発電事業者の受付窓口として、当社の電力系統(鉄塔・送電線・電柱など)の利用に係る各種お問い合わせや申込みの受付および託送料金(電力系統の利用料)の算定・請求などの業務を実施しています。技術部門を中心とした社内関係部署との調整を行いながら、お客さまと当社の“架け橋”として、電力システム改革やお客さまニーズの多様化により事業環境が目まぐるしく変化していく中でも、お客さまに安心と満足をお届けすることが求められています。
※掲載の仕事内容、役職、所属は取材当時のものです。部門名は取材当時のものと異なる場合があります。
入社理由
中学1年生のときに福島で東日本大震災を経験してインフラの重要性を実感し、生きる上で欠かせない物事の仕事に携わりたいと考え、入社しました。また、自分が生まれ育った東北が大好きで、東北を元気にしたいという想いもありました。さらに東北電力グループは、人々の生活を支える電力供給事業を基盤事業としつつ、地域の課題解決に資する事業にも力を入れていた点も、大きな魅力でした。
現在の仕事とやりがい
低圧利用のお客さまの電気使用開始に際し、供給設備工事が必要となるエリア(東北6県+新潟県)すべての申込みを受付する集中センターで勤務しています。工事費の算定・請求、工事日程の調整、お客さまや各電力センターからの問い合わせ対応が主な仕事になります。工事日程の調整では、お客さまが希望する電気使用開始日と当社の工事可能な日程が合わない場合もあります。その際に、社内調整を図って改めて日程を提案し、お客さまにご理解いただけたときや、お客さまの疑問や不安を解消して「ありがとう」の言葉をいただいたときにやりがいを感じています。
印象的なエピソード
最も印象的だったエピソードは、初任地の山形電力センターで経験した停電時のお客さま対応です。大雪による停電でしたが、お客さまから厳しいお言葉を頂戴し、電気の必要性を強く再認識しました。また、悪天候の中で一刻も早く復旧作業を進める技術系社員や関係工事会社の方には頭が下がる思いでした。停電対応を通して、お客さまの気持ちに寄り添い、お客さまが求めている情報を迅速かつ正確に伝えることの大切さを学びました。
東北電力ネットワークは
こんな会社
職場は温かく居心地のいい雰囲気で、互いに声をかけ合いながら働いています。先輩や上司は、周囲を気にかけてくださる方ばかりで、気軽に質問や相談することができます。また、私が所属する職場ではジョブローテーションが盛んで、休暇や日々の進捗状況によって臨機応変に業務調整できる点に感動しました。業務内容も定型業務に加えて、業務効率化や業務品質向上に繋がる取り組み、部門をまたいだ教育など、入社前のイメージよりも変化に富んでおり、常に新鮮な気持ちで仕事に臨めています。
休日は楽器演奏や旅行を楽しんでいます。初任地の山形市で津軽三味線を習い始め、仙台市へ異動した後も月に2回程度、お稽古に通っています。三味線教室には、初心者から熟練者まで幅広い層の方々が所属しており、練習や皆さんとの交流などはどれも楽しく、心身ともにリフレッシュできる大切な時間です。
成長できたと思うこと
お客さま対応力が向上したと感じています。入社当初は、お客さまに対して自分が伝えたいことを先に話したり、お客さまが求めている本質を考えずに解決策の提示をしたり、強く言われると動揺してしまったりすることがありました。しかし、経験を重ね、お客さまに寄り添いながら傾聴し、共感するよう心掛けたことで、お客さまが求めている内容に対して的確に答えられるようになり、感謝のお言葉をいただけることも多くなりました。
今後の目標
まずは現在の職場で、迅速・正確・丁寧に業務を遂行できるようになることが、当面の目標です。また、キャリア形成など関心がある分野の資格取得にも挑戦したいと考えています。そして将来は、これまでの経験を活かし、地域課題の解決に向けて企業と企業をつなげる仕事や、企業誘致、新規事業立ち上げなど、雇用創出につながる仕事にも携わっていければと考えています。
あらゆる事業に関われるチャンスがある
東北電力グループは、電力の安定供給を使命としながら、地域の課題解決に向けた取り組みにも力を入れており、あらゆる事業に関われるチャンスがあります。また、希望のキャリアプラン実現に向けた制度も充実しており、専門性を極めることも、さまざまな部門を経験することもできます。就職活動を通して自身と向き合い、納得して前に進める選択ができるよう応援しています。そして、皆さんと一緒に働くことができたら嬉しいです。
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