正しい情報を丁寧に発信するとともにステークホルダーの声を傾聴し、
お客さまや地域と信頼関係を構築
ソーシャルコミュニケーション部門は、ステークホルダーとの積極的な双方向コミュニケーションを通じて信頼を獲得するとともに、地域課題や当社企業グループへの期待を事業活動に反映し、ブランド価値の向上や東北・新潟の発展へ貢献することを目指しています。お客さまや地域からの声に耳を傾け、ニーズ・関心を的確に捉えながら、求められている情報を丁寧に発信することで信頼関係を築き、地域にどのような価値を提供すべきか検討しています。具体的には、報道機関への迅速かつ的確な情報提供や、ホームページ、SNSなどを通じた当社事業・エネルギー全般に関する理解活動の展開、社内報によるインナーコミュニケーションの実施、社会貢献活動や地域活性化支援活動による企業価値向上に取り組んでいます。
※掲載の仕事内容、役職、所属は取材当時のものです。部門名は取材当時のものと異なる場合があります。
入社理由
故郷青森や東北地域に強い思い入れがあり、そこに住む方々に力を尽くす仕事がしたいと考えていました。その中で入社の決め手となったポイントは大きく三つあります。一つ目はインフラという当たり前にも思える物事で地域の皆さまの生活を支えたいと思っていたこと。二つ目は大学で学んだ、日常に安全・安心をもたらすための「リスクコミュニケーション」の知見を電気事業で生かすことができると考えたこと。そして、三つ目はこれらの思いを東北・新潟という広いフィールドで活かすことができると感じたことでした。また、テレビCMで流れている河島英五さんの「元気ですか」が子どもの頃から頭に残っており、当社を身近に感じていたことも入社を考えたきっかけの一つです。
現在の仕事とやりがい
岩手支店で広報業務を担当しており、報道機関に電気料金をはじめとした当社の公表内容のお知らせや、県内の小中学校でエネルギー出前講座などを行っています。当社では、次世代支援プロジェクト「放課後ひろば」のもと、文化・スポーツ活動支援などを通じて、地域の子どもたちの頑張る姿を応援しています。エネルギー出前講座もその一環で、子どもたちが楽しそうに手回し発電実験に取り組む姿を見たり、私の講義で「エネルギーについて理解できた」と話してくれた時は「やってよかった!」と心の底から喜びを感じます。地域の子どもたちにとって、電気やエネルギーに少しでも興味関心を持つきっかけになっていればうれしいです。
印象的なエピソード
岩手支店が独自で行っている「東北電力エネルギーチャレンジ校」では、県内の小中学校で約半年間にわたり、「エネルギー出前講座」「施設見学会」「学習の振り返り発表会・サイエンスショー」のプログラムを一連で展開しています。楽しく学んでもらえるようにクイズ等を各プログラムに盛り込むことで、子どもたちが電気やエネルギーについて興味を持ち、楽しそうにしていたり、知識を身につけて成長している姿を見ることができたのは非常に印象的です。各プログラムは報道機関にも取材していただき、子どもたちが学習に取り組む様子を翌日の新聞などで見たときは、さらにうれしく感じました。
東北電力はこんな会社
入社前はインフラを担う企業ということもあり、「安定している会社」というイメージが強くありました。入社後はその一面はありながらも、日々の業務においても至るところに小さな変革が起きていると感じており、楽しく過ごせています。例えば、職場のレイアウトが変わりフリーアドレスになったことです。毎日、デスクの位置が変わり、これまで席が遠かった上司や先輩ともコミュニケーションが取りやすくなり、業務についても相談しやすくなったため、効率がよくなったと手応えを感じています。
休日の朝は、盛岡市の中津川沿いを30分から1時間ほどかけてウォーキングしています。朝の澄んだ空気や遠くにくっきりと見える岩手山の風景に癒されながら、汗を流しています。また、からだを動かすことが好きなので、大学時代までやっていたアイスホッケーも再開したいと考えています。
08:40
出社、メールチェック、新聞での情報取集
09:00
エネルギー出前講座
小中学校へ出向いて、講座を行います。
12:00
昼食休憩
自作のお弁当でランチ。外出先で外食をすることも。
13:30
チームミーティング
業務の進捗状況を共有します。
15:30
報道機関への情報提供
当社からお知らせについて、情報提供します。
17:00
報告書作成
担当業務の振り返りや今後に向けて検討します。
17:20
退社
家では趣味のプロ野球観戦などをして過ごします。
成長できたと思うこと
より相手目線に立った考え方ができるようになったと成長を感じています。広報担当として、相手への伝わり方が重要だと考えており、誤った情報などでお客さまを不安にさせないよう、正しい情報を正確に、タイミングを逃さないように伝えることを常に意識しています。今後、広報担当としてさらに成長していくために、さまざまな状況に合わせて文字や音声などの使い方なども工夫し、相手に伝わる見せ方に気を配れるようになりたいと思っています。
今後の目標
さまざまな勤務地・部門の仕事に挑戦することが今後の目標です。そして、それらの経験を活かし、将来は人財に関わる仕事をしたいと思っています。広報担当として多くの部署とやり取りする中で、会社にとっての財産は「人」だと強く感じています。そのため、より働きやすい職場づくり、社員一人ひとりがお客さまや地域のために気持ちよく働くことができる基盤づくりに貢献していきたいと考えています。
自分の本質を見つめ直す機会に
就職活動は「今、自分が何をやりたいのか」「今後、自分はどうなっていきたいのか」を真剣に見つめ直すことができる機会です。周りの方に相談しながら、たくさん悩み、考えぬいた先に「自分はこうありたいと心から思える姿」を見つけることができると思います。皆さんが自身の成し遂げたいことの実現に向け、大きな一歩を踏み出していかれることを、心から応援しています。
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