2030年代のスマート社会実現に向けて、事業創出を推進
事業創出部門は、当社グループが掲げる「2030年代に東北発の新たな時代のスマート社会の実現に貢献し、社会の持続的発展とともに成長する企業グループ」の実現に向けて、事業創出機能の強化を目指しています。当部門はグループ全体の司令塔として、戦略・方針・計画の立案・推進を担い、新規事業の創出・事業化や、社会課題の解決、オープンイノベーションの推進などに取り組んでいます。
※掲載の仕事内容、役職、所属は取材当時のものです。部門名は取材当時のものと異なる場合があります。
入社理由
小学6年生のときに起きた東日本大震災で停電を経験し、安心して生活できることのありがたみを感じたことから、「日々の生活を支える仕事がしたい」「生まれ育った東北に貢献したい」と思うようになりました。そんな私が当社を志望した理由は、電気事業を通じて東北の人々の生活や産業を支えられると考えたこと。そして、「東北の繁栄なくして当社の発展なし」という理念と、私の思いが合致したからです。この職場ならやりがいを持って、責任ある仕事ができると考えました。
現在の仕事とやりがい
脱炭素社会の実現に向けた取り組みを中心に、地域が抱える課題を解決するための提案を自治体や商社、メーカー、社内の他部署と密に連携を取りながら進めています。当部門には経歴や職種が異なる人たちが集まっているため、それぞれの知見やアイデアを持ち寄って議論を重ね、当社の提案などをまとめています。業務では社内外のさまざまな方とやり取りをするため、自身の視野を広げることができます。また、地域社会の未来に貢献できていると感じられることがやりがいです。現在は部門長の秘書業務も担当しており、スケジュール管理や社内外との調整業務を行うなど、貴重な経験を積むことができています。
印象的なエピソード
仙台市が環境省から「脱炭素先行地域」の選定を受けるための取り組みに参加したときのことが印象に残っています。当社は地域の脱炭素化実現に寄与することを目的に、計画の策定段階から関与し、社内の関係部署や市との協議を何度も行いました。無事に選定され、実行に移せるようになったときには、とても安堵しました。簡単な取り組みではありませんが、ほかの企業などとともに、課題解決につなげていければと考えています。そして、仙台市の取り組みが東北各地はもちろん、全国のモデルとなるように計画の実現に向けて取り組んでいきます。
東北電力はこんな会社
入社前から地域に貢献しているという印象がありましたが、入社してみると、より社員一人ひとりの地元愛が強いと感じました。当社にはさまざまな部署があり、直接お客さまと関わることがない部署も多くあります。しかし、現在の部署や以前所属していた部署でも、どんな業務の社員と話をしても言葉の節々から、地域に住む人たちのことを最優先に意識して仕事をしていることを感じます。
仙台にはお洒落だと感じるカフェが多いので、休日は友達とよくカフェ巡りをしています。また、旅行に行くのも好きで国内外問わず、その土地の食事を楽しんだり、散歩をしたり、そこに住む人々の生活を感じるようにしています。そうすることで改めて東北の魅力に気付き、仕事に身が入ることもあります。
08:40
秘書として部門長の当日のスケジュールを確認
09:00
仙台市の脱炭素先行地域の進捗に関する上司への説明
成長できたと思うこと
課題解決に向けて、諦めずに考える力が身につきました。事業創出部門は、正解のない課題に向き合うことが多く、まずは自分で根気強く考え、多角的な視点で課題について考えます。そして導き出した仮説を周囲に展開し、議論を行うことで、主体的に課題解決を図ることを意識しています。
今後の目標
今後は、自治体へ既存のサービスを提案するだけではなく、自治体が抱えている課題を解決する新規事業の創出に取り組みたいと考えています。そのためにはアンテナを高く持つことが重要です。新しい技術やニーズの変化をいち早くキャッチし、新規事業の立ち上げに挑戦したいです。
挑戦することが好きな人には最適
入社前は、当社に対して保守的なイメージを持っていました。しかし、近年は事業環境の変化に柔軟に対応する力や、変化を見据えて先進的な取り組みを行うことが求められています。実際にどの部署でも、これまで通りのやり方を踏襲するだけではなく、それぞれが挑戦する意識を持って業務にあたっています。職場もそれを応援してくれる雰囲気なので、挑戦する意欲がある人には最適な職場だと思います。
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