通信部門

#技術 
電力の安定供給に欠かせない通信ネットワークの構築や維持管理を担う
通信部門は、本社情報通信部、東北6県と新潟県にある通信センターで構成されており、お客さまに安定した電気をお届けするために必要な信頼性の高い通信回線を提供しています。また、膨大な電力設備の運転管理に不可欠な保安通信設備の構築と経営戦略および業務高度化・効率化の実現に向けた各種システムの通信ネットワーク構築を担っています。具体的には、電気所・事業所間をつなぐ通信ネットワークを最新のICT技術を駆使しつつ、マイクロ波無線通信や光ファイバー通信等の最適な組み合わせにより構築し、自然災害に強い高速・大容量の通信ネットワークを提供しています。
業務効率化をICT面からサポート

自社の業務を効率的に実施するためにスマートメーターからの膨大な情報を伝送する通信システムの構築支援やIoTの活用支援などICT面からもさまざまな支援を行っています。従来の通信設備では用途ごとに1対1で個別に回線を構成していましたが、現在はIPネットワークを用いた各システム・各拠点の回線は、一元化して通信回線を構成する手法が主流になっており、既存の通信回線をIPネットワーク回線に移行させるべく検討・構築を行っています。

ICT技術の多様な取り組みを導入・推進する

ドローンによる無線鉄塔の劣化調査やスマートグラスによる遠隔監視、AI技術を活用した電力設備劣化診断の検討、RPAを用いた仕事の効率化などを進めています。また、競争力強化・収益力向上に向けた新サービスの開発、電力の安定供給に向けた通信ネットワークのレジリエンス強化の推進、スマート社会実現に対応するICT人材の育成などを図り、これからも会社と地域の発展に寄与していきます。

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