再生可能エネルギー部門

#東北電力 #事務 #技術
200万kWを目標に、再エネの導入拡大へ
東北・新潟地域は広大な敷地と自然環境に恵まれ、再生可能エネルギーのポテンシャルが豊富に賦存しています。この環境下において、当社は、国内の地熱発電設備容量の約45%を占める地熱発電所と国内最大の個所数を誇る水力発電所を開発してきました。現在は、「カーボンニュートラルチャレンジ2050」のもと、これまで以上に再生可能エネルギーの最大限の活用に取り組んでおり、風力発電を中心に、200万kWの開発を目指しています。再生可能エネルギー電源の「開発」と「運用・保守」の両面から、再生可能エネルギーの導入拡大と持続的な活用に努めていきます。
風力を再エネの“柱”に。
一丸となって挑む新事業。
千葉 達也
Tatsuya Chiba
東北電力株式会社
再生可能エネルギー部門
再生可能エネルギー部(開発運用) 主査
工学資源学研究科 電気電子工学専攻卒
2013年入社
※掲載の仕事内容、役職、所属は取材当時のものです。
 部門名は取材当時のものと異なる場合があります。
父が勤めていたこともあり、幼少から当社が身近な存在でした。生活インフラである電気を届け、かつ災害時には迅速に電気復旧を目指す父に憧れ、私自身もその一員になりたいと学生時代には電気を専攻しました。また、電気事業を通じて生まれ育った東北や新潟地域の人々に貢献したいという思いがあり、それを実現できる場として当社を志望しました。

Career Summary

2013年4月 (1年目) 配電に関する基礎知識を身につける 新潟営業所配電テクノセンターに配属となり、基礎知識・基礎技術を習得しました。
2014年3月 (1〜2年目) 現場で電気の安定供給に貢献 新潟営業所配電技術サービス課で当直業務、現場作業などを担当。電気事故により停電した際は、現場に駆けつけて事故原因の探査や復旧作業を行いました。

将来に向け、
風力事業運用のレールを敷く

再エネ発電設備の運用コスト低減を目的に、運用・保守事業の拡大や取り組み方針について、検討を進めています。風車メーカーや風力業界の他事業者との交渉もあり、検討内容の深堀や関係者の意見調整などに苦労していますが、将来の運用・保守事業の成功に向けた意義のある取り組みだと感じています。また、秋田県に新たに設置される洋上風力発電所は、複数のパートナーとともに取り組んでいる事業です。他社のメンバーと毎日のようにWeb会議を行うなど、洋上風力発電所の運用・保守面での検討に従事しておりますが、日本では未知の領域であり、悩みながら一つひとつの課題に対応しています。これに伴い、風力発電所の運用・保守の効率化に向け、新技術の調査や新技術の適用可能性の実証試験なども行っています。

教育資料を作成、
チームのボトムアップを目指す

さまざまな部門から転入する社員に向け、教育内容の検討や教育資料の作成、運営を始めています。現在の所属は新しい部門であり、風力・太陽光について教育を強化していく必要がありました。そのため、私がこれまでの業務で感じた風力および太陽光の運用・保守に関する疑問などを基礎教育資料として作成。実際に転入者に配布しています。実体験から資料を整理したので基礎的な内容で整理することができ、部全体のボトムアップに貢献できました。また、私自身もD Xを活用したイノベーションや業務改革に対応・推進できるようeラーニングを受講するなど、自己研鑽に励んでいます。

地域の人の生活を支える実感

配電部門に所属していた頃は停電復旧作業に従事し、お客さまに一番近い現場の部門として安定供給の一端を担っておりました。当時、停電復旧時にお客さまからの感謝のお言葉をいただけたことは今でも励みになっています。現在は電気を作る側として発電所の安定運転を支えています。どのような形であれ「電気事業を通じて地域の方々の生活を支えたい」という入社時の目標に変わりはなく、それ自体がモチベーションになっています。再生可能エネルギー事業は当社としても新たに取り組む分野であったため、これまで積み上げてきたノウハウでは不足することも多く、一人では解決できない課題も多数あります。また事業環境の変化が速く、技術の進展も日進月歩の世界です。常にアンテナを高く張り、業界動向や海外の先行事例を知ること、またチーム一丸となって課題に取り組むことが、今後の再生可能エネルギー事業の礎になっていると考えると非常にやりがいを感じます。

off time

趣味は多い方で、スポーツ観戦やソロキャンプ、コーヒーの自家焙煎などを楽しんでいます。妻と近所を散歩したり、旅行に行くこともあります。また、当社は福利厚生が充実しており、休日にしっかりリフレッシュできると業務にも身が入るので、旅行先のホテル宿泊費用補助など、ありがたく利用させてもらっています。

1day schedule

08:30
出社、メールチェック
09:30
打ち合わせ資料作成


12:00
昼食休憩 自席で弁当。妻と交代で弁当を作っています。
また、同僚と外⾷をすることも。
13:10
社内ミーティング 運用・保守に関する戦略検討について、
進捗状況の報告と相談により検討を
深堀します。


16:30
洋上風力発電所の運用・保守に関する社外Web会議 Web会議で検討内容を深堀します。
英語の会議もあり四苦八苦しています。


18:00
退社
18:30
帰宅

message

自ら学び、考え、
行動できる積極性を持とう
発電所が運転開始するまでには長い年月がかかり、それを安全に運用・保守し続けることは容易ではありません。特に風力業界は事業環境変化が速く、チームが一丸となって日々の課題解決に向けて取り組むチャレンジングな職場であり、変化に対して自ら学び、考え、行動できる積極性が重要だと考えています。時にはうまくいかないこともありますが、社会的な要請でもある再生可能エネルギーの安定運転に携わる業務は、非常にやりがいのある仕事だと感じています。当社がこれまで地域の皆さまと歩んできた東北・新潟地域は再生可能エネルギーのポテンシャルが非常に大きい地域です。当社の再生可能エネルギー発電事業を通じて、ともに東北・新潟地域の発展に貢献していきましょう。
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