火力部門

#東北電力 #技術
先端技術を駆使して環境負荷を抑え、低廉で良質な電気を安定供給
火力部門では、火力発電設備を所掌し、当社における電気を「つくる」仕事を担っています。火力発電所の運営や計画・建設、火力技術の将来性検討業務のほか、発電所の的確な運転・保守業務など、多岐にわたる業務を部門全体で実施しています。私たちの使命は、安全確保を最優先に、環境負荷を抑えつつ、低廉で安定した電力をお客さまに提供すること。「発電所の安定運転」と「お客さま・地域との信頼関係構築」に向けた基盤強化も大切な使命です。
あらゆる可能性を検討し、
より良い未来を“創る”。
塚本 祥
Sho Tsukamoto
東北電力株式会社
火力部門
火力部(火力企画) 副長
工学研究科 機械理工学専攻卒
2007年入社
※掲載の仕事内容、役職、所属は取材当時のものです。部門名は取材当時のものと異なる場合があります。
学生時代は、機械を専攻していました。就職活動の際は、当社のことや電力事業について詳細に把握していたわけではありませんでしたが、東北に電気を供給することで地域に貢献するという仕事内容が明確で、やりがいのある仕事と感じて志望しました。その際、社会人になったらいつかは大きなプロジェクトに関わりたいという思いもありました。

Career Summary

2007年4月 (1~3年目) 原町火力発電所
2010年7月
(4~5年目)
グループ企業出向(東北発電工業 能代支社)
2012年7月
(6~9年目)
新仙台火力発電所建設所
2016年7月
(10~11年目)
火力部(火力建設)
2018年7月
(12~14年目)
企画部(設備計画)
2021年7月
(15年目~現在)
火力部(火力企画グループ)

火力電源の最適化と
脱炭素化へ向けて取り組む

現在、火力電源は当社の供給力の多くを占めており、加えて再エネの出力変動を補う調整力、系統の安定性を保つ慣性力の役割も担っています。一方、さらなる利益獲得のため、競争力向上や脱炭素化を見据えた電源ポートフォリオ最適化の推進が求められており、火力企画グループではその実現に向けた検討を進めています。CO2排出量削減に向けては、非効率な経年化電源の休廃止、高効率の最新鋭プラントへの置き換え、バイオマス・水素・アンモニアなどの混専焼などさまざまな方法がありますが、各種の施策を比較評価するには、設備面はもちろんコストや使いやすさ、燃料調達面なども検討せねばなりません。そのため全社の方針・各発電所・他室部の状況、メーカーの技術など幅広く情報を収集し、整理するための打ち合わせや委託調査などを行い、経営判断に必要な材料を作成することが私の業務です。

将来を見据えた中長期的な戦略を
立案、実行

発電事業は当社のコア事業です。競争力強化、カーボンニュートラル化、安定供給を実現して脱炭素化と経済性を両立した電気を、社会に提供していくことが求められています。火力企画グループでは、この目標を実現するために、火力部門の中長期的な戦略を立案、実行していく舵取りの役割を担っています。つまり、将来を見据え、未来を描いていく仕事です。たとえば発電所を建設するにしろ、10年単位のプロジェクトになるので一朝一夕には成果が出るものではありません。しかし、それが正しいものであれば必ず実現できると信じていますし、私も実際に経験してきました。企画業務は未来を具現化できるチャンスに満ちています。グループのメンバーにも個々の取り組んでいる仕事で達成感を味わってもらうのが私の目標。チームの検討の方向性を定めることや、実行に移すための関係室部との調整、各種会議体への付議などを通して、良い結果を出せるような手助けをしています。

off time

子供や家族と過ごすことが多いです。旅行が趣味で、長めの休みが取れるときなどは、国内・国外へ出かけ、リフレッシュしています。

message

仲間を増やし理想を実現する
私がチームのメンバーに常々伝えていることに、「仲間を増やそう」というものがあります。はじめは個人の思いでも、それがグループのものになり、会社の思いになればきっと実現します。受け身でなく「こうしたい」という思いを持って、人と関わり、仕事をしていけば同じ方向を向く仲間が増えていくことでしょう。自分自身、入社前は電力業界に対して技術的に確立しており、手固く仕事しているイメージを持っていました。しかし実際にはまだまだ改善できることや検討が必要なことが数多くあります。自分でやりたいこと、会社・社会を自らで変えていく気持ちを持った人財に入ってきていただきたいですし、それを実現できる会社であると思っています。
同じ部門の社員
TOP