燃料部門

#東北電力 #事務
発電用燃料の安定的・経済的・弾力的な調達を実現するために
電力の安定供給という当社グループのミッションを大前提に、全社最適の実現に向けて、石炭やL N G、燃料油、木質バイオマス、原子燃料といった発電用燃料の安定的・経済的・弾力的な調達に取り組んでいます。具体的には、発電用燃料のサプライチェーンに係る業務(調達先の検討・契約手続き・輸送・ターミナルへの受入・貯蔵・支払など)、燃料調達ポートフォリオの最適化を通した当社競争力の強化、燃料費に係る予算収支業務、会計処理、カーボンニュートラルの潮流激化を見据えた、新燃料のサプライチェーン構築に係る検討を行っています。
大きな使命感を持って、
チャレンジ。
高橋 健太
Kenta Takahashi
東北電力株式会社
燃料部門
燃料部(LNG)
法学部 法学科卒
2014年入社
※掲載の仕事内容、役職、所属は取材当時のものです。
 部門名は取材当時のものと異なる場合があります。
入社して私がより強く意識するようになったことが「電力会社の仕事の意義の大きさ」です。自然災害による設備被害や大規模な停電の発生時などには、技術職だけではなく事務系の職種もそれぞれの役割で一体となって対応します。我々が使命感を持って取り組まないと世の中が成り立たないのだと感じる瞬間の一つです。そしてもう一つ大切にしていることが「当社としての姿勢」です。所属する部署単独の視点ではなく、営業所などさまざまな部署の経験を活かした総合的な視点で物事を判断し、取引先との交渉では当社としてどのような姿であるべきかを常に意識しながら仕事に臨んでいます。これらの意識を携え、経験を蓄積し、コミュニケーションを大切にして「会社のことならこの人が分かっている」と信頼されるような存在を目指しています。

Career Summary

2014年4月 (1〜3年目) 社内の幅広い業務の理解に努める 新潟支店長岡営業所お客さまセンターで、電気使用申込や契約メニュー変更、電気料金受領など、窓口に来所されるお客さまの対応業務に従事していました。営業所内には技術系の社員も在籍しており、担当業務以外の当社の業務を理解する基礎が培われました。
2016年7月 (3〜5年目) お客さまの暮らしに密着したサービスを提供 新潟支店村上営業所お客さまサービス課に異動となり、電気使用量の検針や電気工事に係る停電の事前調整などに携わりました。

天候や国際情勢も加味しながら
液化天然ガスを適切に調達

電気をつくるための燃料となる液化天然ガス(LNG)の調達に関わる仕事を、LNGグループの課長以下8名 で担当。長期・短期の既存契約の履行、追加調達への対応、将来の調達ポートフォリオの検討、予算・決算業務など、一連の業務を実施しています。石炭やウラン燃料(原子力)など数ある発電用燃料の中でもLNGの大きな特徴の一つが、電力需要の変動に対して機動的な調達が求められる点です。調達の詳細条件の検討、部内の意思決定、シンガポール事務所を通じた情報収集、各取引先への案内から入札の実施まで、2、3営業日で行うことが多いです。日々変動する燃料市況や需要に直結する気候、さらには買付先が海外のため国際情勢からも大きく影響を受けるので、情報収集は欠かせません。長期契約に基づく安定調達がベースになりますが、数年毎に実施される長期契約価格の改定協議のほか、猛暑や暖冬といった一時的な需給変動に対応するための追加調達などもあり、幅広い業務の遂行に努めています。

部署を横断した協力体制で
リスクを最小限に抑える

当社費用の非常に大きな割合を占める燃料費を預かる部門として、需給や市況の変動に対応できる調達柔軟性の確保とリスク管理に取り組んでいます。具体的には、新規契約検討時の経済性と柔軟性の最適なバランスの追求や、燃料市況および為替の急変によるコスト、利益への悪影響を最小化するヘッジ施策の充実などについて、関係部署と連携しながら検討を進めています。部署内でも経験を積み、自分が主力として携わっている自覚を持ちながら、これらのミッションに臨んでいます。

主体性を求められ、成長を実感

燃料部の仕事は定型的な業務も多いですが、その実、担当者の思考が問われる業務が多いと感じています。例えば、在庫が不足しそうだから追加で調達しよう、という方針が定まった場合、「誰から買うか」「いつ買うか」「目標価格はどうあるべきか」「どのようなオペレーション上の課題が想定されるか」など、考えるべきことは無数にあり、担当者の知識・経験やアイディア、社内折衝のテクニックなどが結果に強く影響します。上記は一例ですが、仕事をする上で主体性を求められ、自分の果たすべき役割や自身の成長・貢献を感じ取りやすい点が、今の仕事の良いところだと感じています。

off time

仕事のことは完全に忘れて私生活の充実に努めています。趣味はスポーツ観戦、旅行、音楽ライブ鑑賞で、年に2、3カ所国内旅行していますが、イベントがなければインドア派です。夜ふかし癖があるので、日曜日の夜は早めに寝るよう自戒する日々です。

1day schedule

08:50
出社、メールチェック
09:10
ミーティング 業務進捗や当日の予定の共有。
09:30
情報媒体、業界紙等のチェック 必要に応じて関係者に共有、ディスカッションなど。
11:00
需給・調達の関係者による会議
12:00
昼食休憩

13:30
契約書のドラフトチェック、取引先との確認
15:00
取引先との面談 将来案件の協議。
16:30
継続中の契約協議案件について方針整理・社内調整

18:00
退社

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さまざまな部門で、
自身にマッチする仕事を
東北「電力」という社名ですが、当社はさまざまな領域に事業を広げており、社内の人事異動により、転職したかのように劇的に業務内容や求められるスキルが変わることもあります。電気とは一見関わりがないような、不動産や見守りサービスなど、新規事業の部署もあります。さまざまな部門の仕事を吸収しながら、自分の能力や目指すものにマッチする仕事を社内で探すことが可能です。新しい知識や経験を刺激に感じて能力を伸ばしていける、豊かな感受性をお持ちの皆さんと共に働ける日を楽しみにしています。
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