事業戦略部門

#東北電力 #事務 #技術
収益最大化を目指して戦略的な課題解決に挑む
事業戦略部は、当社の「発電・卸」分野を担う中枢として、東北電力グループ中長期ビジョン「よりそうnext+PLUS」の実現に向けてさまざまな取り組みを行っています。業務としては、燃料調達・発電・卸売のバリューチェーン最適化施策の立案や、トレーディングを活用した電力卸売戦略の展開、最適な電源ポートフォリオ(組合せ)の構築、新市場(ベースロード、容量、非化石、需給調整)への参加をはじめ、カンパニーの中期計画策定、他社からの電力調達交渉・契約、卸電力取引市場への入札を含めた日々の需給運用など、非常に多岐にわたる業務を行っています。
電気を通して、
人々の生活を
根幹から支える。
藏野 一樹
Kazuki Kurano
東北電力株式会社
事業戦略部門
事業戦略部 需給運用センター
文学部 人文社会学科卒
2016年入社
※掲載の仕事内容、役職、所属は取材当時のものです。
 部門名は取材当時のものと異なる場合があります。
私は、公益性の高さを就職活動の指標の一つとして取り組んでいました。人々の生活や産業の発展に資する企業は多くありますが、それらを根幹から支え、時代や地域、老若男女を問わず不可欠な存在であるという点においては、電気というエネルギーに代わるものはないと考え、当社を志望しました。販売、ネットワークサービス、発電とさまざまな部門を経験し、それぞれの現場で培った知見を活かすことができ、さらに新たな知識を身につけることに楽しさを感じています。

Career Summary

2016年4月 (1〜3年目) お客さまと接する最前線に立ち、
仕事の基本を学ぶ
新潟県央営業所お客さまサービス課(当時)で、電気使用量の検針業務や、電気料金のお支払いが滞っているお客さまの送電停止業務に従事しました。「悩んだときは一人で抱え込まず、早めに相談するように」という上司の声かけもあり、その後のキャリアでも疑問や課題を共有して解決することを意識するようになりました。
2018年7月 (3〜5年目) 電気料金の回収のための折衝に尽力 新潟支店発電・販売カンパニー(生活提案グループ)(当時)に異動となり、電気料金のお支払いが滞っているお客さまと折衝し、お支払いをお願いする業務や回収しきれなかった電気料金の会計処理などに携わりました。

電力取引・需給運用業務を遂行する
ためのシステム管理・開発

需給運用センターでは、効率的かつ的確な電力取引・需給運用を実施するために、365日24時間体制により業務に取り組んでいます。私は前職場の経験を生かして、職場で使用するシステム関連業務の担当をしており、トラブル発生時に原因を特定して復旧対応する維持管理業務に加えて、毎年のように変わっていく国の制度に適切に対応するためのシステム開発にも取り組んでいます。

職場の裏方として、
会社の利益創出に挑戦

事業戦略部として「需給最適化のさらなる推進と燃料調達・発電・卸売によるバリューチェーン全体で収益を拡大する」というビジョンを掲げています。このビジョンの達成に向けて、私個人としては、卸電力取引市場における最も経済的な入札行動の実現のために、システム開発や予算確保に向けた調整を行ったりと、いわば職場における名脇役的な存在として、間接的に会社の収益拡大に挑戦しています。

会社の収支を左右する
ダイナミックな規模感

目の前の仕事が、巡り巡って東北・新潟地域に住む皆さんの生活に繋がっていることが最大のモチベーションです。需給運用センターが実施している市場取引は、売買ともに当社の収支に直結しており、そのダイナミックさも大きな魅力だと感じています。会社としての魅力は、多様なフィールドが用意されており、希望があれば興味のある業務にチャレンジできることも挙げられると考えています。私自身、入社当初は専門的な知見が必要なシステム関連の仕事をすることや、電力取引に関わることなどはまったく想像もしていませんでしたが、数年周期で新しいことにチャレンジできているため、日々新しい刺激があります。

off time

新しいことに挑戦したいという思いで始めたスカッシュにはまっています。頭をフル回転させる必要があり、運動量がとても多く汗だくになるため、リフレッシュにもってこいです。また、連休があれば国内どこへでも旅行に出かけ、現地で自転車を借りて観光するスタイルで楽しんでいます。印象的だった場所の一つは沖縄です。きれいな海を眺め、癒されました。

1day schedule

08:00
フレックス出社 1日の予定とメールチェック。
09:00
市場入札検討会 当直が検討・作成した入札方針を職場全体で確認します。
12:00
昼食休憩 社員⾷堂で購入したお弁当を食べながら読書をしてリフレッシュします。
13:00
ベンダー企業との定例打ち合わせ 新制度に向けたシステム開発のため、
ベンダー企業と要件のすり合わせを行います。
15:00
業務に使用するツールの改修 業務で使用している既存のツールをより効率化あるいは
新制度に対応させるために改修します。

17:00
終礼ミーティング後、フレックス退社 職場全体で業務に関わる情報共有をします。
17:30
帰宅 退社後はジムで体を動かすか、コーヒーを飲んでゆっくり過ごします。

message

予定調和を打破するポテンシャルに期待
2016年の電力小売自由化、2020年の送配電分離などを経て、電力業界は激動の時代の真っただ中にあります。当社は単に電気を作って売るだけの会社から、時代の流れに沿った利益創出の方法を取っていかなければ、持続的な成長が難しい会社に変わりつつあります。その流れの中ではリスクは回避するものではなく、「当たり前のものとして楽しむ」という姿勢が必要だと考えており、予定調和を打破する気概・ポテンシャルを持った若い皆さんの力が不可欠です。ぜひ当社で力を試してみませんか。
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