電源立地部門

#東北電力 #事務
電力設備の円滑な立地と運営を支える
電源立地部門は、電源開発の初期段階から地域の皆さまの理解を得ながら立地を進める役割とともに、発電設備に関する諸権利の確保・保全、土地の維持管理といった用地業務も担っています。大規模な発電所の場合には、計画から運転開始までに長期間を要しますが、業務を円滑に進めるため、地域の皆さまとの地道な折衝や交流を通じて、発電所に対する理解促進を図っています。
電源立地分野の
知識・経験を深め、
地元に貢献する。
菅原 凌
Ryo Sugawara
東北電力株式会社
電源立地部門
電源立地部(立地用地)
法学部 法律学科卒
2015年入社
※掲載の仕事内容、役職、所属は取材当時のものです。
 部門名は取材当時のものと異なる場合があります。
大学進学の直前に東日本大震災が発生しました。その時に後ろ髪を引かれる思いで地元の山形を離れて上京した経験から、漠然と「東北の復興に役立てる仕事がしたい!」と思うようになりました。そのような中で、当社が創業以来の「東北の繁栄なくして当社の発展なし」との基本的な考えに基づき、「地域社会との共栄」を経営理念に掲げていることを知り、電力インフラを支えることで地元に貢献することができる道もあると思い、入社を決意。営業を経て、現在は水力発電所に関わる立地・用地業務を担当しています。

Career Summary

2015年4月 (1〜3年目) 電気料金の収受や新しい料金プランを案内 入社後配属された新発田営業所お客さまセンターで、窓口での電気料金収受や電気の引越し手続きや、お客さまからの電気料金回収の業務を担当。2016年からは電力の小売全面自由化を受けて、イベントに出店するなどして、個人のお客さまに新しい電気料金プランの提案を行いました。

水力発電による電力供給を支え、
理解拡大を図る

電源立地部(立地用地グループ)では、水利権や水力発電設備用地の権利保全に関する各種課題に的確に対応するため、関係する職場に対し、本店の立場から適切な指導・助言などを行います。自身の発案が部門全体の取り組みに繋がることで、スケールの大きさややりがいを感じています。また、社内外への水力発電の理解拡大も大切なミッションの一つです。理解拡大のツールとして、パンフレットやリーフレットを作成することに加え、現在は当社水力発電の大電源地帯である奥会津地域の活性化に向けたイベントを企画・開催することで、地域や自治体との関係性の強化にも取り組んでいます。

資格取得に向けた勉強で
スキルアップ

これまでに取得した資格は業務に必須ではありませんが、資格取得に向けての勉強は基本的な法令や測量の知識が身につき、スキルアップにつながりました。さらに確かな知識で後輩への指導にもあたることができ、自身の業務品質の向上にもつながったため、非常に意義のある挑戦でした。今後も他の資格の取得などを視野に、勉強を続けていきたいと思います。

電力が安定供給される
「当たり前」な社会を支える

水力発電所の安定運転は、官公庁や地権者との粘り強い折衝や、地域の皆さまの理解獲得の結果、はじめて実現するものであり、電力の安定供給が「当たり前に見えて実は当たり前ではない」ことを毎日の仕事を通じて実感しています。電源立地部の仕事は直接電気を作るものではありませんが、その仕事の積み重ねが「当たり前」を形作っているのです。地域との信頼関係の構築をはじめ、「当たり前」を支える仕事は地道なものが多いですが、日々の課題を一つひとつ乗り越えていったときの達成感が、仕事のやりがいにつながっています。

off time

終業後は近所のプールに泳ぎに行ったり、ショッピングモールに買い物に行ったりすることが多いです。休日は趣味の旅行に出かけてリフレッシュしています。楽しみにしているのは、ご当地の自然や温泉、グルメ。会津若松に赴任したときにデジタル一眼レフカメラを購入し、東北の美しい自然の写真を収めることにも熱中しています。

1day schedule

08:40
出社・本日の業務確認
09:00
メールチェック 社内からの相談や問い合わせがあればすみやかに対応します。
10:30
官公庁との打ち合わせ 許認可申請の内容等について官公庁に事前相談を行います。
12:00
昼食休憩
13:00
報告書の作成 午前中の対応結果について報告書を作成し、上司に報告します。
15:00
社内との打ち合わせ 他部門との調整は欠かせません。
16:30
上司との打ち合わせ 業務の進捗状況を上司に相談し、必要な指示を仰ぎます。
17:20
退社
18:00
帰宅

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一緒に東北の発展に力を合わせて
当社には、社員を長期的な視点で育てる企業風土があり、それが当社で働き続ける魅力の一つだと感じています。日々の業務では、上司からのフィードバックや手厚いフォローがあり、努力や意欲に応じて仕事やチャンスを与えてくれますので、上司が自身の頑張りをしっかり見てくれていると実感しています。また、当社では希望する部門にチャレンジできる社内公募制度も充実していますので、社員の能力を伸ばし、挑戦しやすい環境が整備されていると思います。
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