建築部門

#東北電力 #東北電力ネットワーク #技術
災害に強い電力設備を建設・維持保全し、地域の暮らしを守る
当社の建築部門は、発電所(火力・原子力・水力)・変電所などの電力設備、社員が働く事業所建物など、合わせて約3,500棟に上る建物の計画、設計、工事監理および維持保全などを担当しています。また、地域の安全・安心のために、建物のレジリエンス強化(災害発生時でも電気を安定して供給できるように施す耐震対策や浸水対策等)に取り組んでおり、カーボンニュートラルに向けた取り組みにも挑戦しております。
建築を通して、
生活の基盤を支える。
田所 麻衣
Mai Tadokoro
東北電力ネットワーク株式会社
建築部門
土木建築部(流通建築)
工学研究科 都市・建築学専攻卒
2016年入社
※掲載の仕事内容、役職、所属は取材当時のものです。
 部門名は取材当時のものと異なる場合があります。
幼少期、建設会社に勤めていた父が手がけた建物を見に行ったことがきっかけで建築に興味を持ち、建築の道に進みました。大学時代に震災を経験したことから、専門性を生かし、生活の基盤を支える仕事がしたいと考え、当社を志望しました。地域の発展にあたっては、エネルギーが必要であり、電気は生活の基盤を支える重要なインフラです。そして電力の安定供給のためには、発電所、変電所などの建物が必要不可欠であり、建物を通じて安定供給に貢献することができます。

Career Summary

2016年4月 (1~3年目) 原子力発電所の耐震評価に従事 東北電力本店の土木建築部(建築技術)に配属となり、原子力発電所本館の耐震評価や、大学との共同研究に携わり、大学で学んだ構造スキルを活かすことができました。
2018年7月 (3~5年目) 原子力発電所の安全な維持管理に努める 女川原子力発電所土木建築部(建築)へ異動となり、原子力発電所本館および関連諸建物の修繕工事や保守に携わり、建物の機能を維持・向上するための知識を学びました。

コミュニケーションを
大切に工事を遂行

変電所等の建物の設計にあたっては、社内関係箇所と安定供給のために必要な仕様(機能・性能)を検討し、設計を行います。工事監理では、設計通りに施工されているかの確認や、現場での労働災害防止のため、安全管理を徹底して行っています。些細なことでも気づいたことを声に出しやすい関係性になれるよう、現場とのコミュニケーションを密にすることを心がけています。

資格取得やビジネススキルの 向上に挑戦

当社は、電力の安定供給への意識がとても高く、今まで数々の自然災害を乗り越えてきた歴史があり、地域への責任感や使命感をもって仕事ができることが魅力です。私は今後も長く活躍していけるように、一級建築士の資格取得に取り組んでおり、会社の皆さんも応援してくれています。また、オンライン動画サービス「GLOBIS学び放題」を活用して、ビジネススキルの向上にも取り組み、自己研鑽に努めています。

信頼関係を深めながら
仕事ができる喜び

現在の所属部署で、新設の変電所建物の設計から工事監理までの一連の業務を担当しました。他部門と一緒に工事を進めていく必要があるため、工程や作業エリアの調整に苦労しましたが、無事に竣工を迎えられたときには、大きな達成感を得ることができました。仕事を進める上で、一人で完結する仕事は存在せず、社内外の関係者の協力が不可欠です。建物のことなら「あの人に聞いてみよう!」と思ってもらえるように、相手との信頼関係の構築、建築技術者としてのスキル向上に努めています。

off time

旅行に行くことが趣味で、観光地を巡り、その土地のおいしい食べ物やお酒を楽しみリフレッシュすることで、日々の活力にしています。休日に旅行雑誌やインターネットで観光地を探すことも楽しみの一つです。

1day schedule

08:30
出社、メールチェック
09:00
担当工事の設計図面作成、工事積算




12:00
昼食休憩 同僚と外でランチをする日もあります。
13:00
進捗確認ミーティング 業務進捗状況をグループで共有します。
14:00
工事会社との打ち合わせ 工事会社と工事進捗や現場状況などを密に情報交換します 。
15:00
工事監理書類の確認



18:15
翌日の準備
18:30
退社
19:00
帰宅

message

建物のライフサイクルすべてに関われる
当社における建築部門は、電力の安定供給の土台を担っています。建物の企画・設計、工事監理、完成後の運用、維持・保全、改修、解体に至るまで、建物のライフサイクルすべてに関わることができ、皆さんが活躍できる場所がたくさんあります。やりがいと魅力のある仕事なので、興味を持っていただけたら嬉しいです。
同じ部門の社員
TOP