配電部門

#東北電力ネットワーク #技術
お客さまに最も身近な技術部門として、電力の安定供給の最前線を担う
配電部門は、お客さまに最も身近な技術部門として電力の安定供給の最前線を担っています。お客さまと接する機会が多いことから、仕事を通じて地域社会とつながっていると実感できる環境です。具体的な業務としては管内の全域に設置した電柱・電線・変圧器といった膨大な数の配電設備を管理し、工事設計、点検、系統運用などにあたり、その業務内容や活躍のフィールドは多岐にわたります。また、24時間365日、お客さまへ絶え間なく電気をお届けするという使命を全うするために、台風や大雪、地震など自然災害発生時には夜間・休日を問わず災害復旧に部門一丸で取り組み地域社会を支えています。これらの業務を効率的に行うためのシステム開発機材開発に新技術を活用するなど、積極的に取り組んでいます。
街灯を修理する
父親の姿に憧れて。
鹿野 貴仁
Yoshihito Kano
東北電力ネットワーク株式会社
配電部門
配電部(配電企画)
電気電子工学専攻卒
2014年入社
※掲載の仕事内容、役職、所属は取材当時のものです。
 部門名は取材当時のものと異なる場合があります。
父も電気に関わる仕事をしており、近所の街灯が点かなくなると、よく修理していた姿を覚えています。そして街灯が再び街を照らす光景を見て、いつか自分も父のような仕事をしたいと思うようになりました。実際に、入社してから電気が点かなくなったお客さまのお宅へ訪問し、停電を解消したときには、これが自分のやりたかった仕事だと実感できましたし、何よりお客さまが喜んでくれたことが本当に嬉しかったです。

Career Summary

2014年4月 (1年目) 配電部門の基礎知識を研修や現場で身につける 山形営業所配電テクノセンターで配電部門に係わる座学、実技などの研修を受講。その後は先輩社員に同行し、現場での業務に従事しました。
2015年3月 (1〜4年目) 停電の解消や劣化している配電設備の
設計書を作成
同営業所の配電技術サービス課に所属し、停電しているお客さまのもとに訪問して停電を解消する業務や、劣化している配電設備を更新するための設計書作成といった設備保守の業務を担当しました。

各所と連携し、設備の合理化を図る

配電部門は膨大な数の電柱・電線・変圧器等といった配電設備を有しており、それらの健全性や劣化状況に基づいて計画的に取り換えするため、自然環境などのデータや新たな知見を通じてシステム化し、リスク量を算出して工事計画に反映・実施に向けて現場と調整したり、国の制度見直しの対応に向けて、他の電力会社と意見交換したりしています。また、電柱建替といった高経年化対策工事の実施機会に合わせて、設備の使用実態、敷設環境、将来見通しなどを総合的に考慮し、高経年化設備の更新最適化と設備形成の合理化を同時達成するための検討を支援する技術開発を目的とした研究も進めています。

新託送料金制度の目標達成に向けて

当部門では2023年度からの新託送料金制度導入に伴い、アセットマネジメント(リスク評価)に基づいた高経年化設備の更新および効率的な設備保守・設備形成にあたっており、私も第一規制期間(2023〜2027年度)の事業計画で掲げた目標達成に向けて、各種施策の展開や目標に対する工事実績・リスク低減量の管理を行っています。また、カイゼン活動の展開や保有資産・ノウハウを活用した収益機会の獲得にも挑戦し、IoT・AI・ドローン・ロボット・DXなどを活用した効率化に向けて取り組んでいます。さらにリクルーターとして、インターンシップなどに参加し、配電部門について紹介しています。将来の配電業務を体験してもらうためにドローンやロボットと触れ合う場を設けることを計画し、少しでも当部門に興味を持ってもらえるよう取り組んでいます。

お客さまの豊かな暮らしに
貢献すること

工事数の調整を行う中で、各支社や他部門ごとにそれぞれの意見や思いがあるため、やりとりに苦労するところもあります。しかし、何度もやり取りを重ねて、互いに納得する形で調整を進められたときには達成感を感じられます。また、これらの取り組みが電気の安定供給に寄与する設備形成に大きくつながることから、その先にあるお客さまの姿を想像しながら業務にあたっています。現在は本社勤務となりお客さまと接する機会は減りましたが、この仕事が電気の安定供給につながっていることに変わりはありません。地域やお客さまの快適・安全・安心な暮らしの実現に貢献して感じられるやりがいや充実感をモチベーションにしながら、日々の業務に取り組んでいます。

off time

休日は子どもと一緒に公園に遊びに行ったり、家族で買い物に出掛けたりするなど、家族と過ごす時間を大切にし、頭を切り替えています。

1day schedule

08:30
出社、メールチェック

09:30
アセットマネジメントに関する打ち合わせ 検討に必要なデータ採録方法や考え方、進め方などを
関係者と打ち合わせします。


12:00
昼食休憩
13:30
研究に関する打ち合わせ 検討内容の進捗、成果内容、今後の進め方などを
関係者と打ち合わせします。


16:00
上司と一緒に会議資料などの方向性に関する
打ち合わせ・資料作成 事前に作成した資料案をもとに、
資料作成の進め方に問題ないか打ち合わせします。

18:00
退社
18:30
帰宅 家では子どもと一緒に遊んだりして過ごします。

message

お客さまに近い分、やりがいも充分
配電部門はお客さまに最も近い技術部門として電気の安定供給に貢献できるため、感じられるやりがいや充実感も大きいはずです。また、職場の雰囲気も困ったことやわからないことがあったときは、先輩社員や上司に気兼ねなく話せて、風通しのいい職場だと感じています。ぜひ、配電部門で私たちと一緒に働いてみませんか。
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