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Cross Talk座談会
※所属は取材当時のものです。
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変革に挑む会社の風土と私たちのこれから

〜未来に向かって挑戦し、変革・成長を目指す〜

私たちは今、⼤きな変化の時代を迎えています
その変化の中で奮闘する若手社員の⽬にはどう映っているのでしょうか。
それぞれの仕事を通して感じることや、挑戦していることについて、
4⼈の若手社員が率直に語り合いました。
TALK MEMBER
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    鎌田 翔冴さん
    火力部門
    東新潟火力発電所
    (コンバインド技術)
    (2019年入社)
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    長朶 壮太郎さん
    用地部門
    秋田支社 用地センター
    (2019年入社)
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    那須 万緒さん
    販売部門
    新潟支店(法人営業)
    (2019年入社)
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    鈴木 栞菜さん
    配電部門
    米沢電力センター
    配電計画課
    (2018年入社)
01

会社の変革を肌で感じる毎日

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鎌田
他部門の若手社員とこうやって話せる機会はほんとうに貴重ですね。僕は主に東新潟火力発電所の保守・管理を担当しているのですけど、皆さんはどのような業務を担当していますか?
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鈴木
私の業務は、各ご家庭にある電気メーターの管理です。具体的には、工事会社さんとの調整をしたり、工事の進捗を確認したり、現場調査に出ることもあります。
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那須
私は、法人のお客さまに向けた契約交渉やサービスのご提案が主な業務です。昨今の電力小売全面自由化や環境配慮への関心の高まりで、お客さまのニーズや課題は日々変化していると感じています。皆さんはどうですか。
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長朶
私は用地部門において、鉄塔や変電所の用地確保に関わる仕事が主な業務です。佐藤さんと比べると最前線でお客さまと直接関わる機会は少ないですが、個人的には、会社が変革しているという実感がすごくあります。当社グループの中長期ビジョン「よりそうnext」の実現に向けて、各部門でいろいろな取り組みが進んでいますね。
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那須
そうですね。東北発のスマート社会実現を目指すため、私たち営業部門では、新商品・サービスなどの新たな価値創造と実現に向けたお客さま対応を強化しているところです。中でも、当社の目指す「2050年カーボンニュートラル」に向けたCO2フリーの電気プランや産業関連サービスのご提案などを通じて、新規事業の創出に取り組んでいます。
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長朶
カーボンニュートラルは世界的な流れでもあるから、積極的に貢献していきたいですね。「よりそうnext」の中には、「事業効率を最⼤限に高める」という方針もありますが、発電部門で何か取り組んでいることはありますか?
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鎌田
僕が所属しているコンバインド技術グループでは、高温環境下で使用するガスタービンの翼や燃焼器などの「高温部品」と呼ばれる部品の使用期間を、過去の運転・補修実績や研究データ等を活用した当社独自の評価方法を導入することによって、これまでよりも長く使用することで修繕費用の削減を図る検証・検討を実施しています。
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鈴木
コスト低減と、安定供給のためにすごく大事な取り組みですね。責任ある仕事を任されているんですね。
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鎌田
そうですね。だから緊張感もあります。高温環境下で使用される機器の損傷メカニズムや材料の特性については、文献や過去の技術資料を確認したり、上司や先輩に相談したりしながら、不明点を残さずに理解を深めつつ業務を進めるようにしています。鈴木さんの配電部門はどうですか?
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鈴木
コスト低減や業務効率化に関わる取り組みで言うと、配電部門は設計書や設計図面、押印不要な書類などの一部電子化運用が始まりました。計器関係の設計は数が多く、書類整理に時間を取られがちだったのですが、電子化運用でかなり楽になったと思います。今後も電子化できるものがあれば、積極的に提案していきたいと考えています。
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長朶
用地部門では、これまでの業務プロセスを見直し、より効率的な用地取得・不動産管理手法の確立に取り組んでいます。また、スマート社会の実現に向けた電力ネットワークの高度化の推進に向けた取り組みとして、保有土地やシステムなどのネットワーク資産を有効活用し収益確保に繋げることを目指しています。これから新しい業務も増えていくと思いますので、さまざまな仕事に対応できるように知識を身に付けていきたいと思っています。
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那須
それぞれの部門で、どんどん新しい取り組みが始まっていますね。
02

人を大切にし、“変えていく”ことに前向きな風土

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鎌田
実は、入社前は会社に対して「古い・堅い」というイメージがあったのですが、実際に入社してみたら全然そんなことはなくてビックリしました。みんなは職場の雰囲気や会社の風土についてどう感じていますか?
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長朶
私も同じです。入社前に抱いていたイメージとは違って、会社を取り巻く環境の変化に柔軟に対応して、先を見据えた取り組みを行っている会社だと思います。上下関係なく質問や意見も言いやすいです。
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那須
販売部門は特に、若手のチャレンジに対して、熱意を持って一緒に挑戦・検討してくれる先輩方ばかりです。何よりも“人”を大切にする会社の風土があるからこそ、若手の成長も大切にしてくれるんだと思います。鈴木さんはどうですか?
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鈴木
私は正直に言うと、入社当初は「前例踏襲が多い会社だな」という印象でした。
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那須
そうなんですか?
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鈴木
だけど、最近はすごく変わってきました。配電部門では現場の作業効率や業務の簡素化について取り組む「カイゼン活動」を推進していて、電子化運用もそうですが、新しい意見を取り入れながら、働きやすい環境づくりが着実に進んでいると思います。会社が変わろうとしているから、社員の意識もどんどん変化しているんだと感じます。
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鎌田
会社全体として、スローガンに「挑戦」という言葉を掲げ、今まで通り低廉で安定した電力の供給に対する使命感はそのままに、新たな価値を生み出す「変革」に取り組み、「成長」することを目標にしています。そのために、僕らのような若い世代にも、できることはたくさんあると思います。
03

上司や先輩の支えが成長につながっている

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那須
「挑戦」と言えば、私は新入社員当時、「法人営業部門の他支店の同期とつながりが少ないから、情報交換をしてみたい」と本店の法人営業部の方へ伝えたことがありました。その後本店で実現に向けて動いてくださっていることを知って、すごく嬉しく感じました。
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長朶
それはすごいですね。その情報交換会は実現したのですか?
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那須
はい。法人営業部門独自の教育研修を企画してくださって、その研修の中で実現したんですよ。本店の皆さんが忙しい中で調整してくださったことが有り難くて、心強くて…、この機会を経て「実施したことがなくても、チャレンジする気持ちを持とう」と強く思うようになりました。
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鎌田
上司や先輩のサポートは、若手にとってすごく有り難いですね。僕は、初めて大型工事を担当して工事設計で悩んでいたとき、上司にかけていただいた「できない理由を考えるのではなく、どうやったらできるかを考えよう」という言葉がとても印象的で、それ以後、常にこの言葉を胸に刻みつつ、業務に取り組んでいます。
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鈴木
分かります。私は、先輩が話してくださった「設計書は紙一枚程度のものもあるけれど、紙一枚で工事会社さんの安全を左右する怖いものだ。だから設計書は慎重に作っている」という言葉が忘れられません。確かに、紙面では見えない人命が動いているということを考えると、設計者本位ではなく、設計書の向こう側にいる工事会社さんのことを考えながら設計しなければならないと思いました。設計書作成に対する意識が変わったきっかけです。
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鎌田
私は、用地部門の教育で教わった「SLQPC」という言葉です。
「SLQPC」とは、Safety→Low→Quality→Period→Costの優先順で判断・行動すること。この考え方は矛盾・相反する課題の優先順位や、対処・解決していく順番の判断に迷った時の指標になるので、仕事をする上ですごく大事にしています。   
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那須
先輩からいただいたアドバイスや受け継いだ思いを、今度は私たちがしっかりと後輩へ伝えていきたいですね。
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鈴木
若手が活躍できる会社であり続けるために、私たちも先輩として頑張らないといけませんね。
04

若手だからこそ持てる視点を活かしていきたい

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鎌田
僕はスマート社会実現に向けた取り組みの一環で、発電所内で開かれている新規事業検討のワークショップに自主的に参加しています。自由に意見交換ができるし、視野が広がってとても面白いですよ。皆さんは個人的に取り組んでいることってありますか?
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那須
私は営業職として、目の前のお客さまの当社イメージを新しく塗り替えることに取り組んでいます。
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長朶
具体的にどういうことですか?
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那須
これまでの当社は「電気だけを売る会社」だった背景があって、どうしてもお客さまにとって「電気」のみのイメージはまだまだ根強く、電気以外も提供していることを知らないお客さまが多いと思います。だからこそ、「東北電力はそんなこともできるのか」と言っていただけるような新しいサービスを生み出し、提案できるように挑戦しているところです。
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鈴木
確かに、地域のお客さまへの認知度を高めていくことはとても大事だと思います。社内の意識がこれだけ変わってきているのですから、お客さまにもそれが伝わると嬉しいですよね。
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長朶
そうですね。これまでの電力供給事業にとどまらず、多様な業種への進出に挑戦しています。きっと、将来東北のまちづくりに欠かせない企業になれると思うんです。まだ経験も知識も足りていない私たちだけど、若手ならではの視点を活かして新しい取り組みに関わっていきたいですよね。
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鎌田
若手ならではの視点で言えば、僕は仕事の進め方などで疑問に感じたことは、なるべく発信するようにしています。「この作業は何のためにやっているんですか?」とか、素直に聞くこともあるからちょっと生意気かもしれませんけど(笑)。でもそれが業務効率化につながることもあるんです。まだ社歴が浅い僕らだからこそ気付けることもあるから、そこは会社に貢献できる部分だと思います。
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長朶
先輩方も聞き流さずしっかり受け止めてくれますしね。若手でも自由に発信できる社風があることは大きな魅力であると感じています。
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鈴木
私もそう思います。このような社風を活かして、これからもさまざまなことにどんどんチャレンジしていきましょう。
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