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People若手社員の1日

Keisuke Sugai

菅井 佳祐

技術系
東北電力株式会社
原子力部門
女川原子力発電所 保全部(原子炉)
理工学研究科 機械システム工学専攻卒

Career

入社理由

私の就職活動の軸は「東北で働く」「地域貢献ができる」「人々の生活を支える」ということでした。企業研究を進めていくうちに、これらの軸に合致するインフラ系の仕事に魅力を感じ、その中でも人々の生活に直結する「電気」に関わる企業に興味を持ちました。当社は電気の供給を通じて人々の社会生活を直に支えていることはもちろん、地域との共生を大切にしてさまざまな活動を展開しています。ここまで地域に密着し、貢献している企業は他にない、そう思ったことが志望の決め手です。

Work

現在の仕事とやりがい

原子炉関係の機器の点検管理、女川2号機の燃料交換機耐震補強工事(現場工事管理)を担当しています。私の仕事は原子力発電所の機械設備の保守点検を行うことはもちろん、新しい設備を導入する際に、設計や工事計画の検討も行います。
原子力発電所は、数千もの設備が精密に動くことで発電所としての機能を果たしています。それは机上での業務だけで理解することは到底できず、実際に動いている現場を見なければ決して理解することはできません。私はそれらを広く理解していくことに面白みを感じ、機器設計や不具合の対応を行う際には、機械のスペシャリストとして先頭に立って関われることにやりがいを感じています。

ある1日の流れ
8:40 出社、メールチェック
  8:50 朝のミーティング
グループ内で本日の作業予定や打ち合わせ予定を情報共有します。
  9:30 各種設備の点検
不具合がないか自分の目で見て確認します。
  12:00 昼⾷休憩
  13:30 ⼯事の設計・材料⼿配
  15:00 工事関係の打ち合わせ
今後行われる工事の調整・検討を関係各所と行います。
  17:00 夕方のミーティング
グループ内で業務進捗を情報共有します。
  17:20 工事工程表、設計図面、報告書等を確認
協力会社や各メーカーから提出されている書類を確認します。
  18:20 翌日の会議などの準備
会議のための資料作成を行います。
  18:50 退社
19:30 帰宅
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Episode

印象的なエピソード

原子炉再循環系配管の応力腐食割れの予防保全である高周波誘導加熱応力改善法(IHSI)の施工を、先輩社員のサポートとして携わったことが印象に残っています。IHSIはさまざまな施工条件があり、その条件をそろえるために発電所の運転をする発電管理グループや電気・計測制御関係の設備を担当するグループ、さらに施工していただくメーカーと数か月単位で調整を行いました。実際の施工は1ヵ月にわたって行われますが、多くの人が関わっているため、各方面と調整しながらスケジュール通りに進行しなければならないという重圧は学生時代には味わったことないものでした。大きな不具合なく無事施工完了したときの達成感は忘れられません。

Culture

東北電力はこんな会社

原子力の設備を扱っているセクションとして、業務に対して常に誠実であるべきという意識が根付いています。入社前は電力会社の仕事は機械の保守点検のイメージが強く、機械に関する専門的な知識が必要となるのだと思っていましたが、設計検討や現場管理などでは大学で得た機械・熱流体・材料の知識はもちろん、専攻外の電気系・化学系や英語まで、幅広い知識が必要とされます。また、仕事中は真剣そのものですが、プライベートもしっかり充実させている方が多く、オンとオフのメリハリがついている職場だと思います。

Growth/Future goals

成長できたと思うこと

基本4~6人のチームで仕事をしていますが、1案件(1設備)を1人で担当します。まず大切なのは、発電所内の工事工程を把握し、理解すること。その上で、コスト面やスケジュール面を検討しながら自分の担当設備の点検・改造・不具合対応を乗り越えるたびに成長を感じます。些細なことも見逃さず、根本的な原因を追求するように心がけています。


今後の目標

現在、燃料交換機という設備の耐震性を向上させる工事を任されています。これは原子力発電所の「再稼働」へのクリティカルな工事であり、まずはこの工事を無事完了させることが目下の目標です。今後は原子力発電所の再稼働に向けて忙しくなると思いますが、この時期を駆け抜け、着実にレベルアップしていきたいと思います。
また、エネルギー管理士の資格取得やTOEICの受験に向けても勉強中です。資格取得にあたっては会社からのサポートが手厚く、助かっています。業務に直結する資格も数多くあるため、しっかりスケジュールを立てて今後も勉強を続けていきたいと思います。

Off Style

オフの過ごし方

休日は、友人とキャンプやドライブに出かけます。思い出を記録に残したいと思い、最近一眼レフカメラを購入しました。カメラの腕前はまだ勉強中ですが、キャンプやドライブの際に撮った写真を後から見返すのも楽しみの一つですね。出かける予定がないときは、自宅で資格の勉強をしていることが多いです。

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