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People若手社員の1日
知見を深め、
水力部門の未来を担う。
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10:00 発電所定期巡視
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13:30 定期巡視記録整理
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14:30 リプレース計画資料作成
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Yuri Yoshikawa

吉川 悠利

技術系
東北電力株式会社
水力部門
秋田発電技術センター 水力電気課
環境科学研究科卒(2017年入社)

Career

入社理由

私は大学で地下資源開発に関する研究を行っていました。具体的には、日本の周辺海域に存在するメタンハイドレートの開発についての研究です。主に地下資源の開発なので、地熱発電所などとも関わる機会があり、それらの研究活動を通じてエネルギー事業に興味を持つようになりました。また、高校3年生のときに震災を経験したことも自分の中では大きい出来事でした。地元・仙台市で被災し、停電時は不安な日々を過ごしました。そこで電気の大切さを強く感じたことが、地元の電力会社を志望する動機にもなりました。

Work

現在の仕事とやりがい

現在の担当業務は大きく分けて2つあります。1つ目は、樺山発電所のリプレース計画の各種資料作成です。樺山発電所は、運転開始から100年以上経つ歴史のある発電所です。水車発電機等は必要な修繕を行ってきましたが、老朽化が進んでいることから、設備を一括更新することになりました。その工事を担当しています。今は施工工事会社との打ち合わせや、予算の調整などを行っているところです。2つ目は、発電所巡視等の保守業務です。秋田管内には水力発電所が20ヶ所あり、各所毎月1回巡視を行い機器の状態を点検したり、数値を記録したりしています。
水力発電所は一つとして同じものがないため、各発電所の特徴を知らなければなりません。また、設計の考え方で大きく設備の形態が変わるので、柔軟な発想と、知識・経験がとても重要です。難しさもありますが、面白さとやりがいを感じる点でもあります。

ある1日の流れ
8:30 出社、朝礼
  10:00 発電所定期巡視
発電所に異常がないかを確認します。
  12:00 昼⾷休憩
発電所近くの店で昼食。
  13:30 定期巡視記録整理
事務所に戻りデータの整理や来月への注意事項などをまとめます。
  14:30 リプレース計画資料作成
計画を進めるための資料作成やメーカーとの調整を行います。
  17:30 退社
18:00 帰宅
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Episode

印象的なエピソード

冬場に、山奥の発電所で故障が発生したときのことです。現地で対応するために、雪山を往復3時間程歩きました。東北ならではかもしれませんが、積雪がひどく車で向かうことができない場所だったので、徒歩で向かうしかなくなかなか大変だったなと記憶しています。現地に行かなければ分からないこともたくさんあるので、とても貴重な経験をさせてもらったと思います。

Growth/Future goals

成長できたと思うこと

入社してすぐの頃は、先輩社員の会話の内容が専門用語ばかりで別の国の言葉のように感じて戸惑うこともありました。しかし、研修や仕事をこなしていくうちに、だんだんと話の内容が理解できるようになりました。特に1年目の研修は手厚く、知識や技術を蓄える期間は十分にあります。大学で専門分野を学んでいなくても、入社後にしっかり勉強すれば業務に対応できる育成制度が整っている会社だと思います。


今後の目標

今後は水力部門にもIoT化が必要になると言われており、AIによる予知保全や、それらをつなぐ通信などについて知見を深めたいと考えています。最新技術を駆使することで、故障や劣化の早期発見、遠隔操作による人員コスト削減など、さまざまなメリットが考えられます。現在、火力部門ではIoTの本格導入を始めているので、私たちの部門でもこれから積極的に取り入れていきたいです。

Message

就活生へのメッセージ

水力発電所と言っても、電気関係の人だけでなく機械や土木、情報通信関係など、さまざまな人が携わることで発電しています。得意分野や専門分野を活かして活躍できる場はたくさんありますので、気後れせずに当社を志望していただけると嬉しいです。

Off Style

オフの過ごし方

休日は映画鑑賞やサッカー観戦、電気主任技術者第二種のための試験勉強などをしています。地元に帰省したときは友人たちとバスケを楽しんだりもします。また、最近は運動不足を解消するためランニングや筋トレも続けており、地域のハーフマラソン大会にも出場しました。

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