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People若手社員の1日
一日一日を大切に
安定供給を支えていく。
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8:40 当直引き継ぎ
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9:00 当直業務
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13:00 当直業務
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Shun Yoshida

吉田 舜

技術系
東北電力ネットワーク株式会社
電力システム部
中央給電指令所
工学資源学研究科 電気電子工学専攻卒(2017年入社)

Career

入社理由

実家のある秋田県で東日本大震災を経験し、電気が点かない不安な状況が続きました。そのとき、電気が点くのを待つことしかできない自分に悔しさを感じたのを覚えています。電気のありがたさを実感したこと、そして自分が電気を送る立場として安定供給に携わりたいと強く思ったことから、入社を決めました。

Work

現在の仕事とやりがい

中央給電指令所で、三交替勤務者として周波数を一定に保つために電気の使用量(需要)に応じて火力発電を中心に発電量を調整する需給運用業務を担当しています。中央給電指令所は、東北6県と新潟県の電力系統をコントロールする、いわば「電気の司令塔」。需給バランスは天候、電源構成や再生可能エネルギーの出力などで常に変化するものであり、需要変化や再生可能エネルギーの出力変化等の想定を踏まえて、東北6県と新潟県の需要と供給をバランスさせて周波数を一定に保つように出力調整を判断する必要があります。供給信頼度を確保しつつ、コスト低減を図るよう需給バランスを調整している点で、安定供給の使命を負いながらも会社の収支に直結する大きな責任を伴っている部分にやりがいを感じます。

ある1日の流れ 8:40~17:20(2直)勤務の日
8:30 出社、メールチェック
  8:40 当直引き継ぎ
当日の作業予定、需給想定を把握します。
  9:00 当直業務
当日の需給、周波数調整を実施します。
  12:00 昼⾷休憩
  13:00 当直業務
当日の需給、周波数調整を実施します。
  17:05 当直引き継ぎ
需給状況や発電機の運転状況など漏れのないよう確実に引き継ぎします。
  18:00 退社
18:30 帰宅
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Episode

印象的なエピソード

新潟制御所に勤務をしていた当時、冬場の暴風雪の中、電力系統に事故が多発した事象がありました。事故の原因は各所さまざまで、臨機応変かつ多種多様な対応が必要となる難しい状況でした。設備主管箇所である変電、送電、配電の各セクションと連携を取りながら、事業所一体となっていち早く現状復旧し、電気をお届けするため尽力しました。三交替勤務者だけでなく通常時間帯勤務者も応援に駆けつけ、夜通しで作業に取り組んだことで、電気の安定供給に対する社員一人ひとりの強い責任感、困難に立ち向かう団結力を感じました。

Culture

東北電力ネットワークはこんな会社

入社前は、漠然とですが生真面目な風潮で黙々と作業をしているイメージがありました。実際はその裏で綿密な計画立てや、関係会社との打ち合わせ、工事実施などさまざまな工程を経て現在の安定供給の設備が構成されたのだということを痛感しました。また、常に安全第一であるために、コミュニケーションはとても大切です。日頃から声掛けをして、風通しのよい雰囲気を醸成しておくことで、未然にトラブルを防ぐことができたり、いざというときに一致団結できるのだと思います。

Growth/Future goals

成長できたと思うこと

目前に置かれた業務や課題について「なぜ」を大事に調査・遂行することで、成長機会を自ら逃さないようになったことです。例えば、給電部門は月に1回必ず、あらゆる事故を想定した訓練を行います。訓練の後、上司や先輩から指摘やアドバイスをいただくのですが、自分でも「まず何をすればよかったか」「どう指示すればよかったのか」など最適解をしっかりと考えるようにしています。一日一日を無駄に過ごさないよう心がけ、日々の学びを積み重ねて成長につなげていきたいです。


今後の目標

異動に伴って、その都度新しい業務に携わることが私にとっての挑戦と言えます。現在勤務している中央給電指令所は、現在行っている当日の需給運用のみならず、年間・月間・週間断面における需給運用および系統運用計画の策定と運用、電力流通設備の作業停止調整、再生可能エネルギー関係と、幅広い業務を担っている重要なセクションです。まだ分からないことも多く、仕事を覚えることに必死な毎日ですが、積極的に新たな業務に取り組んでいきたいです。

Off Style

オフの過ごし方

小学生の頃から続けているバスケットボールをしています。社会人になり運動の機会は減ってしまいましたが週1回の頻度で実施しており身体を動かすことでリフレッシュしています。学生時代と比較して肉体的に大きな衰えが見えるので今後は体力を取り戻すためにもジムに通いたいと考えています。

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