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People若手社員の1日

Youhei Yugami

湯上 洋平

技術系
東北電力株式会社
土木建築部門(土木)
新潟発電技術センター 土木課
工学研究科 土木工学専攻卒(2019年入社)

Career

入社理由

大学入学当初は建築の分野を学びたいと考えていましたが、徐々に環境分野への興味が湧き、ゼミでは海の生態系に関する研究を進めていました。そして、研究を通じて山や川など、自然を大切にしたいという思いとともに、再生可能エネルギーへの興味も高まっていきました。就職を考える際にはエネルギー業界へ進みたいという決意が固まっており、数ある企業の中でも生まれ育った東北の発展に貢献できるという点で、当社を選びました。

Work

現在の仕事とやりがい

水力発電所の運転・保守が主な業務になります。具体的には、設備の改修工事やダムの宿直勤務を行います。雨が降って河川の水位が上がったとき、上下流ともに安全に洪水を処理しなければなりません。そこで、24時間365日当社の社員が常駐し、ダムを安全に運転する責務を担っています。水力発電所は創業100年以上の設備も多く、都度改修などを行いながら長い間地域の発電を支え続けています。そのため、効率的な設備の運転継続を行う必要があり、安全性・経済性などを考慮して維持管理していくことを使命としています。

ある1日の流れ
8:30 出社、メールチェック
  9:00 担当する工事の図面作成、工事費の積算
上司の承認を得られたら工事を発注します。
  12:00 昼⾷休憩
事務所ではお弁当、出張時はだいたいラーメンです。
  13:00 水力発電所の巡視、工事現場の確認
  16:30 工事会社の担当者と打ち合わせ
工事進捗や現場状況などを密に情報交換します。
  17:30 翌日の準備
特に翌日現場に出るときは事前の準備・段取りを入念に!
  18:30 退社
19:00 帰宅
photo

Episode

印象的なエピソード

設備の故障復旧のため片道8.5kmの林道を自転車で往復し、山間部のダムへ向かったことです。山間部は冬になると雪が3〜4mほど積もってしまい、春先は雪崩や落石の危険があるので車で向かうことが難しい場所です。もちろん、ヘリコプターで上空から安全を確認した上で向かったのですが、無事にたどり着いて見事に故障復帰と発電出力増を果たすことができたときは大きな達成感を感じました。やはり故障は実際の現場で見てみなければ分からない部分が多いので、現場へ行くことの重要性も学びました。

Culture

東北電力はこんな会社

入社前は、土木分野と言ってもデスクワークが中心なのではと想像していましたが、実際に入社してみると現場仕事が多いことに驚きました。考えてみれば当然のことなのですが、現場を知らなければ工事の計画を立てることもできません。現在、宿直は7〜10日に一度、春先から秋にかけては週に2〜3回ほど出張があります。私は社内で事務仕事をしているよりもダムなどの自然に囲まれた現場で仕事をすることが好きなので、その点においては楽しさを感じています。

Growth/Future goals

成長できたと思うこと

入社前は、なるべく空気を読んで周囲の意見に同調しがちな傾向がありましたが、今では自分の考えを持って周りに意見できるようになったと感じます。意識が変わったきっかけは、同じ部門の先輩方の働く姿です。先輩方一人ひとりがしっかりとした考えを持って仕事に邁進している姿を見て、「かっこいいな」「自分もそうなりたい」と思うようになり、徐々自分の仕事に対する姿勢も変わっていきました。


今後の目標

会社として業務効率化を推進しているので、私自身も1~2ヶ月先を見越して仕事を進めることに挑戦しています。先々の仕事を早めに終わらせておくことで、不測のことが起きても焦らず余裕を持って対応できるようになり、結果として業務の質も上がります。また、今後はもっと大規模な水力発電所のリプレースや、新しい水力発電所の建設などにも携わってみたいと考えています。

Off Style

オフの過ごし方

家にいるよりは外に出ていたいタイプなので、転勤先の県内各地や、実家のある会津地方をドライブすることが趣味です。観光地を巡って、おいしいものを食べたり、温泉に入ったり、その土地らしいことを満喫するのが好きですね。

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