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Field & People、部門・社員紹介

つくる

火力部門

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先端技術を駆使して環境負荷を抑え、低廉で良質な電気を安定供給

火力部門では、火力、地熱および太陽光の発電設備を所掌し、当社における電気を「つくる」仕事を担っています。火力発電所の運営や計画・建設、火力技術の将来性検討業務のほか、発電所の的確な運転・保守業務など、多岐にわたる業務を部門全体で実施しています。私たちの使命は、安全確保を最優先に、環境負荷を抑えつつ、低廉で安定した電力をお客さまに提供することであり、信頼性の維持とコスト競争力の向上に努めるとともに、日々の安全・安定運転に取り組んでいます。

世界最高水準の
熱効率と環境性能

1984年に日本初の事業用大容量高効率ガスコンバインドサイクル発電設備として東新潟火力3号系列を建設するなど、常に高度な発電技術を取り入れ、燃料種別の特性に応じた最適な電源の構築と運用に努めています。2020年には石炭を使用する発電設備としては世界最高水準の熱効率と環境性能を兼ね備えた最新鋭の能代火力3号機の運転を開始しました。現在建設を進めている上越火力発電所1号機には、次世代ガスタービンの導入を予定しており、ガスコンバインドサイクル発電設備として世界最高水準となる熱効率63%以上の実現を目指しています。

将来を見据えた
新技術の導入に取り組む

私たちは将来の電源構成を見据え、発電設備の利益最大化に向けた運用高度化推進や、火力発電所運営のさらなるコスト低減、業務効率化などに取り組んでいきます。例えばドローンを用いた設備の自動パトロール(オートメーション化)や、AIによる自動解析といった新技術を取り入れるなど、IoT・AIなどの最新技術を活用したシステム開発にも力を入れています。

社員紹介

Yukihiro Inokoshi

猪腰 敬洋

技術系
東北電力株式会社
火力部(火力業務)
工学部 電気電子工学科卒(2013年入社)

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PROFILE
志望のきっかけは震災経験から

大学3年生のときに東日本大震災を経験し、災害時の電気のありがたみを強く感じたこと、大学での学びを活かして地元に貢献できるような仕事に就きたいと思ったことが、当社を志望した理由です。もともと就職に関しては地元志向でしたが、大震災を経験したことで、自分の目指す道が明確になりました。私は面接時から「大学で学んだ知識を活かせる火力発電所に勤務したい」という希望を伝えていたので、初期配属でそれが叶ったことはとても嬉しかったです。今は本店勤務ではありますが、火力部門の一人として東北・新潟地域の皆さまの暮らしを支える電気を作る仕事をしているという実感とともに、大きなやりがいを感じています。

キャリアサマリー
1〜4年目
火力発電所の保守・点検や工事に従事

東新潟火力発電所にて、低廉で高品質な電気を安定的に供給することを使命として、火力発電所設備の保守・点検や、工事計画立案、工事管理業務等に従事しました。

4〜6年目
新仙台火力発電所の運転監視などを担当

新仙台火力発電所のLNG(液化天然ガス)運転グループへ異動(2017.7に発電Gへ統合)し、火力発電所の運転監視・設備パトロールなどの業務を担当しました。

MISSION
各火力発電所のバックアップと業務効率化

現在は、火力発電所の運転実績の管理や、部門内および社内外からの窓口として、各種問い合わせ、依頼対応、協議事項の調整などを行っています。火力発電所に勤務していた期間も、地域を照らす電気をつくっているというやりがいを感じていましたが、火力部において第一線事業所である各火力発電所のバックアップ役として従事している今は、やりがいをさらに大きく感じるようになりました。また、火力部として業務効率化にも取り組んでおり、個人としては身近な業務から「人」「もの」「こと」の効率化について検討しています。先輩社員からの良き伝統は引き継ぎながらも、単なる前例踏襲にとどまらず、改善の可能性を常に見出しながら業務に取り組むことを意識しています。

CHALLENGE
入念な準備と誠実な対応で工事の競争発注を実現

火力発電所で、設備を取り替える改良工事の計画・実施を担当したことです。この工事において、今では競争発注による工事が一般的となりましたが、当時としては前例の少なかった「競争発注」による工事に挑戦しました。参考となる事例などをとことん調べて関係者との協議を何度も実施しました。さらに、先輩や上司のアドバイスを受けながら事前準備をしっかりと行い、無事に工事を実施することができました。これらの挑戦を経て、これまで以上に、関係者との事前協議等に力を入れるとともに、社内外の関係者に対して誠実に対応すれば、相手も誠実に対応してくれるということを学びました。火力部では、電気を使ってくださるお客さまとの直接の関わりは少ないものの、お客さまや社外の取引先の方、そして社内関係者についても、常に誠実に対応することを心掛けています。

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MESSAGE
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仕事を通じて成し遂げたいことを明確に

現在は、会社としてはもちろん、火力部としても大きな転換期にあると言えます。世界的なカーボンニュートラルの流れがある中で、私たちがどのように変革を進め、地域社会に寄与していくかというところが課題であり、やりがいの一つでもあると考えています。学生の皆さんは、仕事を行っている将来の自分の姿を想像することは難しいかもしれませんが、仕事を通じて社会とどのように関わっていきたいか、何を成し遂げたいのかについて考え、就職活動に取り組んでいただければと思います。会社の掲げる理念と、自身のやりがいが一致していれば、きっと充実した社会人生活が待っていると思います!

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