電柱、電線、スマートメーターなど、お客さまに最も身近な技術部門として、電力の安定供給の最前線を担っています。具体的な業務としては、電柱・電線・変圧器等といった配電設備の工事設計、設備点検、系統運用など多岐にわたり、それらの業務を効率的に行うためのシステム・機材開発にも積極的に取り組んでいます。
当部門の大きな特徴は、お客さまと接する機会が多く、仕事を通じて地域社会と繋がっていると実感できることです。24時間365日、お客さまへ絶え間なく電気をお届けするという使命を全うするために、台風や大雪、地震など自然災害発生時には、夜間・休日を問わず災害復旧に部門一丸で取り組み地域社会を支えています。
これまでも将来も変わらず、安定供給に向けた設備の維持・更新を担うことはもちろん、太陽光発電をはじめとする分散型電源の導入拡大による電力系統の複雑化、自然災害の激甚化など、業界を取り巻く事業環境も急速に変化しており、こうした変化に対応していくためにも新技術・資機材の導入や業務効率化に取り組んでいます。今後は、多様化する地域のニーズに適切に対応できるよう、AIを使ったVTR解析、IoT活用による業務高度化や新規事業など、新たな領域にも積極的に挑戦しています。
仕事を通じて地域社会に貢献する
自分の生まれ育った東北・新潟に貢献できる仕事であること、技術系の業務でも人との関わりが多く持てる仕事であるということが、当社を選んだ大きな理由です。私はいつも、「仕事を通じて社会に貢献する」意識を持つようにしています。本社勤務となってからは直接お客さまとやり取りする機会は少なくなりましたが、自分たちの進める仕事によって、社員や工事会社・委託先の仕事が少しでも良い方向へ向かい、その先の地域社会にも貢献できると考え、日々の業務に取り組んでいます。 |
|||||||
キャリアサマリー
|
|||||||
中長期的な計画策定や業務改善に取り組む
主に配電工事における中期計画策定業務に従事しています。具体的には、今後の需要想定を踏まえた大規模工事の計画から経年設備の更新など、多岐にわたる配電工事に関する計画のほか、業務効率化に向けたシステム開発への投資計画など、配電部門に関係する予算策定業務を行っています。現在の担当業務や以前担当していた業務運営体制見直しに関する業務は、社員や工事会社・委託先など、影響範囲がとても広いため、責任も大きくやりがいを感じています。また、中長期的な取り組みが必要で、明確な正解がない仕事ですが、「どうしたら良くなるか」を関係者全員で考え、本気で意見をぶつけ合う過程を経ることで、一つの形にまとまった時には大きな充実感があります。 |
|||||||
主体的かつ全体最適の視点で制度改善
多くの職場や業務を経験するたびに、新たな仕事を経験させてもらったことを考えると、挑戦の連続であったと思います。特に、業務運営体制見直しに関する業務を担当した際は、当直業務を含めた夜間・休日保守体制の改善に関する検討に携わり、第一線事業所の社員への聞き取りや他社も含めた情報収集など、主体的に取り組みながら現状の制度を変えるために尽力したことは、大きな挑戦であったと思います。この挑戦によって、これまで以上に積極的に、より責任感を持って仕事に取り組めるようになったと感じています。また、制度見直しにあたっては、社内・社外関係者とも意見交換する機会も多く、自分たちのことだけでなく、全体最適の視点を持ちながら進めていくことも強く意識するようになりました。 |
|||||||
必ず活躍できる部門がある
当部門に限らず、当社は事業環境が大きく変化している中にあります。変化の時代に適切に対応していくやりがいと、社会的にも大きな役割を果たしているという充実感の持てる仕事だと思います。また、当社にはさまざまな部門があり、文系・理系に限らず皆さんが活躍できるフィールドが必ずあると思いますので、ぜひとも興味を持っていただけると幸いです。 |