私は新潟県出身ですが、高校3年生のときに新潟県中越地震を経験し、自宅が長時間停電しました。電気が復旧した際には改めて「当たり前に電気があることの大切さ」を実感し、また当社の社員が懸命に復旧作業にあたったことを知り、「地域に貢献する電力会社」に興味を持ちました。大学時代は環境経済学を専攻しており、学んだことをエネルギー分野で活かせるのではと考えたことも志望した理由の一つです。現在私は法人営業に携わっており、部門の目標を達成するためにも後進の育成に力を入れていきたいと考えています。「法人営業は面白い」と思ってもらえる若手社員を増やすことが、個人的な目標です。

主に、全国展開している大手小売業のお客さまの専属担当として活動しています。「本店＝管理業務中心」というイメージがあるかもしれませんが、お客さまと直接接するという意味では最前線の業務と言えます。仕事のやりがいは、お客さまが必要とするモノ・情報・サービスなどを的確に把握し提案すれば、お客さまが応えてくれるところです。いかにして「東北電力の樋口さんから買いたい」と思っていただけるか、相手に合わせた戦略を自分なりに考えることも面白いです。そのために心掛けていることは、相手の話を聞き、お客さまの状況を正確に把握し、本質的なニーズを理解することです。その上で、核心を突くアドバイスや提案ができるよう常に努力しています。

お客さまからの要望に対し、当社での前例がなかったため、要望に応えつつ当社の収益を拡大するための新たな「仕組み」を作った経験がいくつかあります。中には、社内の別部署やグループ企業の知見・協力を得ながら、ほぼゼロの状態から構築したものもありました。東北電力にはさまざまな分野のプロフェッショナルがおり、それぞれの知見が集結することで、例え前例がなくとも素晴らしい仕組みを作り上げることができます。それまでは自分自身のスキルや知識に頼っていましたが、これらの経験を経て「どのようにして他人を動かすか」が重要であるという考え方に変わりました。営業パーソン1人でできる仕事というのは実は限られており、現在では社内外にどれだけ「協力者」を得られるかが、仕事を成功させ自身が成長できるカギだと思っています。

当社は歴史の長い企業であるため、「古臭い」「保守的」といったイメージを持たれている方もいらっしゃるかもしれません。ですが、当社は今まさに変革期を迎えており、新たなビジネスが次々と誕生しています。会社としても、若い世代のこれまでにない発想や行動力に非常に期待しており、実際にさまざまな部門で若手社員が大活躍しています。ここでしかできないことがきっと見つけられると思うので、ぜひ、説明会やインターンシップで当社に触れて、選択肢の1つに加えてみてください。