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Field & People、部門・社員紹介

進める

経理部門

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収益基盤を強化し、経営戦略の実現を支える

経理部門の役割は、東北電力グループの経営成績や財務状態を明らかにし、関係法令に準拠した適切な情報開示を行うこと、経営目標達成のために各部門の業務が効率的に行われるよう予算を運用統制すること、事業資金を安定的かつ効率的に調達することなどです。また、株主や機関投資家・アナリストなどへのIR(投資家広報)活動、収支変動リスクに備えたデリバティブ(金融派生商品)取引などにも取り組んでいます。

変化の時代に対応し企業価値の向上を目指す

昨今のESG投資への意識の高まりや、2050年カーボンニュートラルに関連したエネルギー政策における脱炭素化の動き、情報開示や説明責任に対する社会の要請の高まりなど、当社を取り巻く経営環境が大きく変化していく中で、経営目標を着実に達成し、企業価値の向上を図っていくために、経理部門の役割はますます重要となっています。

新事業や成長事業を経理面からサポート

これからは、東北電力グループ中長期ビジョン「よりそうnext」に掲げている、スマート社会実現事業をはじめとした成長事業の早期収益化に向けた新規事業やサービスの展開を行う際の経理面からのサポート機能を発揮・強化していきます。そのために、目標を着実に達成できるよう社会情勢の変化や業界の動向などを敏感に捉えるとともに、コミュニケーション力も求められます。

社員紹介

Takahiro Homma

本間 崇大

事務系
東北電力株式会社
ビジネスサポート本部
経理部(IR)
商学部卒(2010年入社)

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PROFILE
東北・新潟地域の発展に寄与したい

就職活動時、自分にとって「社会を支えている」という実感を持てることが、働くうえで重要な要素であるという思いに至りました。日々の暮らしや経済活動を支える電気事業が果たす役割は大きく、その分得られるやりがいも大きいと感じたことに加え、地元の発展にも貢献できることに魅力を感じて入社しました。入社4年目から経理業務に従事していますが、今もこの思いは変わりません。地域の発展を信条に掲げる当社において、会社の成長に尽力することが、地域貢献につながっているのだと実感しています。

キャリアサマリー
1〜3年目
震災後のお客さま対応に従事

仙台北営業所お客さまセンターにて、東日本大震災におけるお客さま対応をはじめ、新築の電気の契約の手続き・太陽光発電の申込みの受付業務に従事しました。震災直後は津波の被害を受けた営業所へ業務の応援を行うなど、一日一日がめまぐるしく、とても忙しい日々だったと記憶しています。震災直後の対応が落ち着くと、震災後に急増した新築工事に伴う太陽光発電の申込の受付に集中的に携わりました。

6〜10年目
経理部門へ異動し、法的分離などに対応

財務グループに配属となり、資金調達や資金計画の策定のほか、財務業務における2020年4月の法的分離に向けた対応を行いました。新会社となる東北電力ネットワーク株式会社においても資金調達業務が必要となるため、その手続きをどのようにするか検討を行っていました。グループとしても大きなプロジェクトだったので、慎重に検討する必要があり、3年ほどかけて計画的に進めました。

MISSION
事業活動を支える実感にやりがい

主に、決算説明資料や統合報告書の作成を行っています。決算説明資料は、四半期毎に当社グループの業績(決算)の概要やトピックについて、アナリストや機関投資家向けに説明するための資料です。統合報告書は、ソーシャルコミュニケーション部門と共同で作成します。いずれも英文資料を含む作成であり、最初は専門用語などに苦戦しました。また、アナリスト・機関投資家へ向けて第2四半期決算・年度決算時の説明会や、個別説明への対応、資金調達に関わるリスク軽減を目的としたデリバティブ取引に関わる企画・立案等も私たちの業務です。
IRグループは、国内外の金融資本市場関係者に対して、当社グループの業績を伝えるのみならず、昨今重要性が高まってきているESG関連のテーマについても当社の取り組みを的確に伝え、適切な理解を獲得するため、各部門と連携しながら取り組む重要なセクションです。また、金融資本市場関係者の意見や要望などを経営陣に確実にフィードバックすることで、自社の評価向上に向けて当社の経営方針・戦略に反映していくことができるという点もやりがいです。

CHALLENGE
前例のない業務に主体性と計画性を持って挑む

印象に残っているのは、ESGに関する情報開示の枠組み(基準)であるSASBスタンダードによる開示への取り組みと、2020年4月の法的分離対応です。いずれもこれまで前例のない新たなことへの取り組みであり、さまざまな部門と協力しながら進めていく必要があるため、他社の先行事例や検討状況等の綿密な情報収集から、今後どのようなスケジュールで進めていくかの工程の管理など、これまで以上に自らが主体的・計画的に取り組む姿勢へと変革していきました。この経験によって、新たなことに対しても多岐にわたる情報を咀嚼しながら、自分なりに最適と思われるアイデアを提案する力や、連携が必要となる他部門の事情や背景を取り組みに反映するなどの調整力も養うことができたと感じます。

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MESSAGE
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自分なりの「軸」を持つことが大切

社会情勢や電気事業制度の変化など、当社を取り巻く環境は大きく変化しています。IR業務は、それに伴う発電・小売・送配電事業をはじめとする当社グループ全体の状況を広く把握する必要があります。そう聞くと難しく思えるかもしれませんが、アンテナを高くして情報を積極的に取り込む姿勢を持っている方なら、きっとやりがいを感じていただけると思います。また、私は就職活動を行う際、働く上での自分なりの軸をしっかりと持つことを意識していました。学生の皆さんも、ご自身が就職してからどのように働きたいかをイメージしながら、幅広い視点を持ってさまざまな業種を見てみることをおすすめします。

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